鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

シーソーのことなど

2022年03月11日 17時39分17秒 | 懐疑・猜疑・疑義


昔ながらのシーソーが、公園から姿を消したのはいつ頃からなのだろう。
両端の地面に着くところに緩衝効果をもたせてタイヤが埋め込まれたりしていたこともあったが、大きな事故があったか、それとも事故があってからでは遅いとしてか、苦情が寄せられたかで撤去されたのだろう。
代わりとして設置されているのが、たまに見ることのある2箇所にバネの仕込まれた、頼りないシーソー。
こんなものがシーソーと呼べるだろうか。
昔の単純なシーソーで遊ぶ時に、何人もいるときはどうしたら釣り合いが取れるか徐々に試したり、急に飛び降りたりもして楽しんだものだ。
1人で遊ぶときだって、片側から登っていってバタンと反対側に落としたり、両足を広げて真ん中に立ち両側にユラユラとバランスを楽しんだりした。
下がっている方の端に石を乗せ、反対側を強く押し下げて、どれくらい石が飛び上がるか試したり、単純な仕組みだからこそ、いろいろと遊べる楽しい遊具だったのに。

奥にあるブランコは踏板が普通よりかなり高いのはなぜだろう。
小さい子は一人で遊べない高さで、これに乗りたいなら保護者が見守らなければならない。
この高さに自力で上がって遊べる子どもなら、危なくはないだろうし、鎖が短いので振り幅が小さくて安全というわけか。
絶妙に計算された安全設計なのかも知れないが、意地悪な仕掛けのような、窮屈なような、今の子どもは自由に遊ばせてもらえないようで気の毒な気もする。
コメント (2)
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