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夜中に、かなり強く雷が鳴り雨戸もがたがたと音を立てていたので、荒れてるなぁと一瞬だけ目が覚めた。
朝起きて雨戸を開けたら、濡れ縁がそれらしく濡れていた。
そこで、昨年もこの時季に訪れた城南宮に、散っているかもしれないけれど梅を観にいこうと思いついた。
雷と風の翌日だから客も少ないかもしれないし、天気予報は曇から晴だし、散って濡れている梅も良いかもと思ってのこと。
まだまだコロナへの警戒感があるからか、大混雑ではなく、あまりしんどくならない程度の人出で観やすい。
梅は一番の見頃に違いなく、色々様々な枝垂れ梅ばかりを集めた『春の山』は見事のひとこと。
目白が何羽もせわしなく花にくちばしを差し入れて飛び回り、鵯(ひよどり)も花を散らせながら蜜を吸っていた。
椿の観ごろは、種類により違うのだろうし花期が長いからか、梅の咲き様に圧倒されて地味に見える。
それでも、大木に育った椿の真っ赤な花が苔の上に散らばっている図は、演出ではないかと勘ぐってしまうほど絵になっていた。
『曲水の宴の遣水』という立て札を見て、なるほどここで雅な勝負が行われるのかと、それにしても遣水の川は何本もあるけれど、どこからどうやって水を引いているのだろう、昔は水車で今は井戸から汲み上げモーターの循環式かなどと思う。
国語力アップ.comより、「孟浩然(もうこうねん)」の「春暁(しゅんぎょう)」を引用。
春暁
春眠不覚暁(しゅんみんあかつきをおぼえず)
処処聞啼鳥(しょしょていちょうをきく)
夜来風雨声(やらいふううのこえ)
花落知多少(はなおつることしるたしょう)