昨日の朝、スケバハゴロモの幼虫がキュウリに止まっているのを観た。
棘の多い種類のキュウリなのに、刺さったりしないのだろうか。
草取りをしていると、ぴょんと跳び上がることのある、尻に宝塚のフリフリを着けたような姿は、小粒昆虫界の妖精のようだ。
ところで、1m50ほどの高さに生っているキュウリに止まっていたということは、何度か跳んで高みを目指し、変態の準備だったのだろうか。
観た時には、そんなことも思わずに、ただ面白いと思って撮っただけ。
そうして午後に玄関引き戸の網戸に止まっていたのが、成虫のスケバハゴロモ。
まさか同一個体ではないだろうけれど、今の時期が変態時期なのだと認識した。
幼虫の薄緑色はアオバハゴロモ(青羽羽衣)に違いないと思ってしまいそうになるけれど、アオバの方の幼虫は真っ白。
同じカメムシ目ハゴロモ科でも幼虫のときから、しっかりと個別個性があって分かりやすいことを今回知った。
尚、網戸の目はほぼ1.4mmなので、成虫の体長6mm、翅の幅9〜10mm、広げると17〜19mmというのが、そのようであるなと分かる。