茅野市内にて 100808撮影
■ 茅野市内には蔵の○の中に大黒様を納めた鏝絵がいくつもあるようだ。
藤森照信展の会場で買い求めたカタログに収録されている「路上観察学会 座談会in茅野」でも話題になっているし、同じくカタログに収録されている講座「諏訪の民家の特徴と謎」でも講師の藤森さんが取り上げている。
ここまで具象的で色付きの妻飾りはいままで見たことがなかった。家紋などのシンプルな図像の方が蔵には相応しいと思う。 南伸坊さんや松田哲夫さんが茅野市内で路上観察したものはどうも漫画的というか俗っぽい。 蔵ワッペンというネーミングがわかるような気がする。
この写真の大黒様はなかなかのもの。これを蔵ワッペンと呼ぶ気にはならない。これはやはり妻飾りだ。
でも、大黒様というモチーフはあまりにも直接的で・・・。
朝日村にて 200606撮影
やはりこのくらい間接的な表現の方が好ましい。蔵にネズミ・・・ なるほど。