■ 「U1さんのブログって、この頃火の見櫓ばっかりであまり本が出てきませんね」と言われてしまった。で、今回は久しぶりに本を取り上げる。今回、カテゴリーをどうしようか迷ったが、火の見櫓っておもしろいに入れておく。
先日ある方がこの本を松本市の図書館で借りて、私に見て欲しいとカフェ・バロにわざわざ持参、預けて下さっていた。感謝。早速注文して、入手した。
あとがきに**本書を編むにあたって、火の見櫓を知る決定版にしたいと思った。そこで、建築、都市計画、サウンドスケープ、防災の専門家に論究していただき、(後略)とある。7人の著者のうち、今川憲英氏は構造デザインの、西村幸夫氏は都市計画の専門家だ。
なかなか中身の濃い本と出合った。今夜はブログをこの辺で切り上げてこの本を読むことにしよう。読了後ふたたびこの本について何か書こう。
『火の見櫓 地域を見つめる安全遺産』火の見櫓からまちづくりを考える会編/鹿島出版会
051 諏訪郡原村八ッ手上
■ この火の見櫓も原村で見かけました。
半鐘と比べれば屋根が随分小さいことが分かります。半鐘がかろうじて櫓の中に収まっています。 ここまで櫓が絞り込まれた火の見櫓は初めてです。ファッションモデルのようなプロポーションの火の見櫓です。