透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

052 053 千差万別

2010-08-29 | A 火の見櫓っておもしろい




052 大町の郊外、木崎湖の近くの見櫓

 すっと伸びた三角錐。これなら屋根がなくても全く違和感はない。この櫓は屋根が無い方がいい。下から二段目のところにちゃんと半鐘が吊るしてある。てっぺんのデザインがなかなかいい!


053 池田町(安曇野ちひろ美術館のある松川村の隣町)の火の見櫓(追記 現存しない)

■ この火の見櫓は屋上に立っている。これまた今まで目にしたことのないフォルムだが、バランスよくまとまっている。

火の見櫓は千差万別、みんなちがってみんないい。


 


安曇野の道祖神

2010-08-29 | B 石神・石仏



安曇野市堀金の道祖神 

 酒器を手にし、お互い相手の肩に手をかけている。細かな線ははじめから省略してあったのか、摩耗したのか。このくらいの表現が好ましい。

野ざらしにしていない道祖神、地元の人たちがいかに大切にしているかが分かる。碑の裏に建立した年、文久二年と地元の石工の名前が彫ってあった。


松本の道祖神

2010-08-29 | B 石神・石仏


 烏帽子型の自然石に彫られた道祖神。祝言跪座像は抱肩握手像と共に道祖神の代表的なタイプ。

松本市新村の狭い生活道路脇で見かけた。路駐して写真を数枚撮る。刻字の有無などは確認せず。

男神、女神とも腕が短くやや不自然な感じがする。見つめあうふたり、仲がよさそう。細かなところまで彫られている。石工の誠実な仕事。

メモ)
『道祖神』 降旗勝次編/鹿島出版会 昭和50年発行 にこの道祖神の写真が掲載されている。周りには全く家がない。