井上ひさし著「自家製文章読本」(新潮文庫)に
「文間(ぶんかん)の問題」があり、
その次の章が
「オノマトペ」になっておりました。
ということで、「オノマトペ」の箇所を読む。
う~ん。素敵なので、うなってしまいます。
ちなみに、この文庫の解説はロジャー・パルバース
という方でした。その解説に
「・・・一例をあげよう。
日本語の文章でオノマトペを多用してはいけない
という考え方に対して、井上さんはその効用を説いている。
・ ・・・・・
作家が言葉を選ぶとき、その意味でなく響きによって
選んでいるケースは、その作家自身が意識しているよりも
かなり多いのではないかと思っている。
だがそのような考え方は日本語の文章の世界では
はなはだ軽視されてきた。
この章を読んだ方はきっと新鮮な感銘を
受けたのではないだろうか。
『オノマトペは子供っぽい。大人が使う言葉ではない』
という思い込みからは豊かな日本語は生まれはしない。
だからこそ井上さんはこの章を設けたのだろう。
・ ・・・」(p264~265)
魅力的な
井上さんの「オノマトペ」の章は、
引用するのが、もったいないので、
各自が読んでのおたのしみ(笑)。
「文間(ぶんかん)の問題」があり、
その次の章が
「オノマトペ」になっておりました。
ということで、「オノマトペ」の箇所を読む。
う~ん。素敵なので、うなってしまいます。
ちなみに、この文庫の解説はロジャー・パルバース
という方でした。その解説に
「・・・一例をあげよう。
日本語の文章でオノマトペを多用してはいけない
という考え方に対して、井上さんはその効用を説いている。
・ ・・・・・
作家が言葉を選ぶとき、その意味でなく響きによって
選んでいるケースは、その作家自身が意識しているよりも
かなり多いのではないかと思っている。
だがそのような考え方は日本語の文章の世界では
はなはだ軽視されてきた。
この章を読んだ方はきっと新鮮な感銘を
受けたのではないだろうか。
『オノマトペは子供っぽい。大人が使う言葉ではない』
という思い込みからは豊かな日本語は生まれはしない。
だからこそ井上さんはこの章を設けたのだろう。
・ ・・・」(p264~265)
魅力的な
井上さんの「オノマトペ」の章は、
引用するのが、もったいないので、
各自が読んでのおたのしみ(笑)。