板坂元著「発想の智恵 表現の智恵」(PHP研究所)
のなかに、漫画家・やなせたかし氏が登場する箇所があります。
題は「文章を書くにもお土産が必要だ。」
「私が学徒出陣で入営したときの
班つきの『柳瀬軍曹殿』から
法廷伝染病の講話を受けた。そのとき
『コセチパトホシジリペ』と教わった。
それを今でも覚えている。
コはコレラ、セは赤痢、チが腸チフス。
以下パラチフス、痘瘡、発疹チフス、猩紅熱、
ジフテリア、流行性脳脊髄膜炎、ペストの頭文字だ。
ほかには何を話されたかは忘れても、
この言葉だけは今でも覚えている。
柳瀬軍曹殿は漫画家の『やなせたかし』氏である。
私はこのように相手に刻印される言葉を
『お土産』といっている。・・・」(p117)
そういえば、
やなせたかし氏がインタビューに答えた
「ぼくは戦争はきらいだ」という本が
新刊としてあるそうで、気になります。
のなかに、漫画家・やなせたかし氏が登場する箇所があります。
題は「文章を書くにもお土産が必要だ。」
「私が学徒出陣で入営したときの
班つきの『柳瀬軍曹殿』から
法廷伝染病の講話を受けた。そのとき
『コセチパトホシジリペ』と教わった。
それを今でも覚えている。
コはコレラ、セは赤痢、チが腸チフス。
以下パラチフス、痘瘡、発疹チフス、猩紅熱、
ジフテリア、流行性脳脊髄膜炎、ペストの頭文字だ。
ほかには何を話されたかは忘れても、
この言葉だけは今でも覚えている。
柳瀬軍曹殿は漫画家の『やなせたかし』氏である。
私はこのように相手に刻印される言葉を
『お土産』といっている。・・・」(p117)
そういえば、
やなせたかし氏がインタビューに答えた
「ぼくは戦争はきらいだ」という本が
新刊としてあるそうで、気になります。