河合隼雄著「おはなしおはなし」は、
新聞に連載され、
のちに単行本。そして文庫本となりました。
新聞の切り抜きは、
私の場合、かならず挫折するので(笑)、
最近は、とんとやらなくなりました。
けれども、一度だけ、
成功した例があり、
それが
河合隼雄の連載「おはなしおはなし」でした。
平成4年(1992)に週一回、日曜日の連載。
河合氏の文に、遠藤彰子さんの題字・画。
毎回魅力の絵が遠藤彰子さんによって描かれ。
それが切り抜きの愉しみとなって
無事、スクラップ帳を完結できました。
単行本もたのしみにしていたのですが、
長新太さんの表紙カバー絵のみで、
ガッカリした覚えがあります。
それほどに、遠藤彰子さんの絵が
よかったのだなあと、
あらためて思ったのでした。
ちなみに、文庫本になった際の
巻末エッセイ「おはなし おはなし トカトントン」
は山田太一氏が書いておりました。
さてっと、
河合隼雄著「おはなし おはなし」の中に、
「二次災害」という題の文があります。
そこに
「二次災害は阻止したり、軽減したりできる。
しかし、一次災害については他人は何もできない。」
「・・それを避けては通れないし、それを避けようとして、
また二次災害を起こすこともある。」
ちなみに、この文の最後は
「考えてみると、私の仕事は、
悩みから逃げようとしてもがいている人に、
安心して悩みにどっぷりとつかっていただくのを
援助している職業と言えるかも知れない。」
新聞に連載され、
のちに単行本。そして文庫本となりました。
新聞の切り抜きは、
私の場合、かならず挫折するので(笑)、
最近は、とんとやらなくなりました。
けれども、一度だけ、
成功した例があり、
それが
河合隼雄の連載「おはなしおはなし」でした。
平成4年(1992)に週一回、日曜日の連載。
河合氏の文に、遠藤彰子さんの題字・画。
毎回魅力の絵が遠藤彰子さんによって描かれ。
それが切り抜きの愉しみとなって
無事、スクラップ帳を完結できました。
単行本もたのしみにしていたのですが、
長新太さんの表紙カバー絵のみで、
ガッカリした覚えがあります。
それほどに、遠藤彰子さんの絵が
よかったのだなあと、
あらためて思ったのでした。
ちなみに、文庫本になった際の
巻末エッセイ「おはなし おはなし トカトントン」
は山田太一氏が書いておりました。
さてっと、
河合隼雄著「おはなし おはなし」の中に、
「二次災害」という題の文があります。
そこに
「二次災害は阻止したり、軽減したりできる。
しかし、一次災害については他人は何もできない。」
「・・それを避けては通れないし、それを避けようとして、
また二次災害を起こすこともある。」
ちなみに、この文の最後は
「考えてみると、私の仕事は、
悩みから逃げようとしてもがいている人に、
安心して悩みにどっぷりとつかっていただくのを
援助している職業と言えるかも知れない。」