林望著「役に立たない読書」(インターナショナル新書)
真っ赤なカバーの新書。
本文の最後を引用。
「・・・かくして、読みたいものをじっくり精読する。
読みたくないものは読まない。読んでみてつまらないと思ったら、
さっさと読むのをやめる、これが私の読書法です。・・・
どうか、こと読書に関しては、
流行に流される、付和雷同する、強迫観念に負ける、ということなく、
自分がほんとうに読みたいもの、読んで面白いと思うものを、
丁寧に、ゆっくり、考え考え読んでほしいと思います。・・・
さらには、ひとたび読んで何か得るところを感じた本は、
必ず大事に保管して、再読、三読の機会に備える
というふうにしたいものです。」
そして、あとがきには
「人生はできるだけ楽しく、豊かに送りたい。
その豊かに楽しく生きることの秘鍵(ひけん)が、
すなわち自由な読書ということなのだ、強制された読書でなくて。
自由に読み、ゆっくり味わい、そして深く考える。
ただそれだけのこと。
この絶対の自由と自主、それこそが読書にとって、
もっとも大切なことなのだ、と私はただそれだけを
言いたくてこの本を書いた。
2017年如月 ・・・・著者 」
真っ赤なカバーの新書。
本文の最後を引用。
「・・・かくして、読みたいものをじっくり精読する。
読みたくないものは読まない。読んでみてつまらないと思ったら、
さっさと読むのをやめる、これが私の読書法です。・・・
どうか、こと読書に関しては、
流行に流される、付和雷同する、強迫観念に負ける、ということなく、
自分がほんとうに読みたいもの、読んで面白いと思うものを、
丁寧に、ゆっくり、考え考え読んでほしいと思います。・・・
さらには、ひとたび読んで何か得るところを感じた本は、
必ず大事に保管して、再読、三読の機会に備える
というふうにしたいものです。」
そして、あとがきには
「人生はできるだけ楽しく、豊かに送りたい。
その豊かに楽しく生きることの秘鍵(ひけん)が、
すなわち自由な読書ということなのだ、強制された読書でなくて。
自由に読み、ゆっくり味わい、そして深く考える。
ただそれだけのこと。
この絶対の自由と自主、それこそが読書にとって、
もっとも大切なことなのだ、と私はただそれだけを
言いたくてこの本を書いた。
2017年如月 ・・・・著者 」