和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「文藝春秋」のバトン。

2017-12-23 | 道しるべ
PHP新書の新刊。花田紀凱・門田隆将対談の
「『週刊文春』と『週刊新潮』」が届く。

あらためて、月刊雑誌「Hanada」2月号をひらく。
その蒟蒻対談で堤堯氏が

「文春に入ってからは、
池島信平さんや粕谷一希さんに、
よく『バカ野郎!』と叱られた。
みんな死んじまったけれど、
思えば有り難い存在だったなあ。」(p101)

PHP新書の新刊の「おわりに」は
花田紀凱氏。こうはじまります。


「ぼくが文藝春秋に入社したのが昭和41年(1966年)。
以来、ずーっと雑誌の編集に関わってきた。約五十年。
・・・文藝春秋で働いた三十年のうち、
十七年間『週刊文春』で仕事をし、
うち六年間は編集長を務めた。・・・
昭和52年(1977年)、田中健五さんが
『週刊文春』の編集長になったとき、
ぼくはデスクのひとりとして月刊『文藝春秋』から
一緒に異動した。」(p307~p308)


この新書の「はじめに」で門田隆将氏は
ご自身のことを

「大学を卒業して新潮社に入社し、
週刊新潮編集部に配属された私は、
以来、2008年に独立するまで25年間勤めた。
・・うち18年を特集班のデスクとして、
特集記事を八百本近く執筆してきた。」

その「はじめに」で
川上達史・PHP新書編集長からの
依頼電話を紹介しておりました。

「川上氏はこうつづけた。
『新聞がこんな情けない状態になっている今、
これからの日本のジャーナリズムの行く末に
も言及するような対談を花田さんとやってほしいんですよ』
電話の向こうで、川上さんは、そんなことを言っている。」
(p4)


月刊「Hanada」2月号を読める楽しみに、
PHP新書の新刊もくわわります。

うん。池島信平と齋藤十一と
二つの潮流が、ここで結びつくような
何だか得した気分(笑)。
コメント
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