はい。産経新聞2022年1月4日(つまり今日)に、
平川祐弘氏と今泉宣子さんの対談が2ページにわたり
掲載されております。
うん。おもしろいので、ここは
いつものように最初の方と最後とを引用。
今泉】・・平川先生は神道について述べるとき、
ラフカディオ・ハーンの
『Ghostⅼy Japan(ゴーストリー・ジャパン)』
という言葉を訳して、
『霊に満ち満ちた日本』と表現なさいます。
soul(ソウル=魂)でもspirit(スピリット=精神)でもなく、
しかも形容詞でghostly。
日本は霊に満ち満ちているという、
神道を表すのにこれほど適切な表現はないなあ、
ととても感動したのです。
はい。つぎは最後の箇所。
牧野陽子さんとの共著「神道とは何か」(錦正社)に
ついて語られておりました。
平川】 牧野陽子さんと二人で日本語と英語の両方で
書いたら、売れているようで驚いています。
・・・・
アイルランド大使館の後援で、
日本語の講演を同時通訳してもらったのですが、
後で英訳を見たらひどいものでした。
同時通訳の限界ですが、このままでは
『日本人の教授たちは何をバカなことを言っているのか』
と、来場した各国大使たちに思われかねないので、
二人で英文を書き直して書籍にした次第です。
・・・・・・
はい。読めてよかった。師弟対談でした。
興味を持ったので今泉宣子さんの古本を注文することに。
ちなみに今泉宣子さんの肩書は
明治神宮国際神道文化研主任研究員。
昭和45年、岩手県生まれとあります。