和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

ストラディバリウスの日本。

2012-04-26 | 短文紹介
注文してあったCDが届き、
数日前から聞いております。
千住真理子の「日本のうた」(EMI)。
プロデュースは千住明。

最初に聞きおわった際に、
その後の静けさに、重さを感じられました。
わきでは、道路の車の騒音があるのに。

さて「日本のうた」は全12曲。
赤とんぼ・故郷・荒城の月・椰子の実・もみじ・浜辺の歌・宵待草・この道・早春賦・月の砂漠・初恋・夕焼け小焼け。

私にここちよかったのは、早春賦。
ですが、また聞くうちにかわってゆくことでしょう(笑)。
月の砂漠は、聴きながらドラマを見ているような気にさせられました。

CDケースにあるパンフによると、
千住真理子さんの言葉が最初に書かれておりました。
東日本大震災にふれておられます。
その短い文の後半の箇所を引用。

「『日本のうた』は今の私たちにとって日本の魂そのものだ。日本の歌にあるのは『かけがえのない日本そのもの』であり、失ってしまったもの、失ってない心も、歌には残されている。だから私は日本の歌を弾きたい、と思った。・・・大切な、愛する日本を、美しい日本を取り戻すために、様々な努力をしていきたい。今私は愛器ストラディバリウスで、日本の歌の魂をかなでたい。I love Japan!」

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