グレゴリー青山著「深ぼり京都さんぽ」(集英社インターナショナル)
を、あらためて本棚からとりだす。
はい。くりかえし読んで面白い漫画の京都案内。
そこに、古本まつりを描いた箇所がありました。
「京都には≪三大古本まつり≫というものがある。
夏は下鴨社の『糺の森』
春は岡崎の『みやこめっせ』
秋は『百萬遍知恩寺』で開催される。
なかでも夏の古本まつりは春・秋よりもセール感があって
・・ワクワクする」
解説文の間に漫画が描かれていて。古本祭の一角に
『京都コーナー』という横看板を掲げた本棚がならび
お客が立ち読みしてる。そこにあった説明はというと
「大量の京都本が集められた≪京都コーナー≫」
(p117)。
うん。私はいったことない(笑)。ですが、
古本まつりの「京都本コーナー」というだけで、
なんだか、はっきりと夢にでてきそうです(笑)。
またp24~25では、東本願寺近くの『法蔵館書店』
のお店の中に、二人してはいっておりました。
そこでの解説と二人の会話とをごっちゃに紹介。
「わー お経のCDがいっぱい売ってる」
「お経のCDって聴くとすごい落ち着くねんなー」
「持ってるんや・・・」
広く明るい店内にはぎっしりと仏教関連本が
学術的な専門書はもちろん
初心者向けや子ども向けの絵本
手塚治虫『ブッダ』などの漫画
仏像や仏教美術の本など
ありとあらゆる関連本があって
「へー 精進料理のレシピ本も売ってる」
仏教を知らないグレゴリーにも新鮮で
仏教に興味のある人なら1日いても飽きないだろう
p130から、古本屋さんの紹介もあります(笑)。
はい。古本まつりの「京都本コーナー」って、
これはいつか夢に出てくるだろうなあ(笑)。
書店だったか忘れましたが
ずっと以前 京都で 京都関連の本が
たくさん集まって並んでいるので
楽しいなと思った記憶があります。
今では
どこの書店でも ご当地物は
集めて陳列してあることも多いですが。
古本市や 古本屋さんを覗くのは楽しいですが
近くには 古本屋さんは無くなってしまいました。寂しいです。
今にも崩れ落ちそうな 古本の山から
好みの本を発掘するのは とても楽しかったのに残念です。(・_・ゞ
行くことはめったにありません(笑)。
20歳の頃には、古本屋街をめぐるのは
楽しみでしたが、いざ本を探すとなると、
一日歩き回って、やっとお目当ての本が
手に入っても、何だか疲れちゃって、
本を読めませんでした(笑)。
どうも、古本屋さんとは
相性がよくないのかもしれない。
ネット古本屋さんとの付き合い
ぐらいが私にはちょうどよさそうです。
はい。本は買っても読まないので、
本棚に並べたのを見ていると、
なあに、古本屋さんの本棚をながめて
いるような気分を味わうこの頃です(笑)。