映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画 レッド  ブルースウィルス

2011-08-30 19:47:24 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
映画「レッド」はベテラン大スターによるちょっと変わったスパイサスペンスだ。
タイトルの『RED』は、「Retired(引退した)」「Extremely(超)」「Dangerous(危険人物)」の略。ブルース・ウィリスを柱にして、脇を固めているモーガン・フリーマンやジョン・マルコヴィッチの演技が楽しい。『クイーン』のヘレン・ミレンも往年の女諜報員で豪快に銃をぶっ放す。
思ったよりはいける。


かつては名を馳せたCIAエージェントのフランクことブルースウィルスだが、今は引退しのんびり暮らしていた。彼の唯一の楽しみは用事を装い、年金課の女性サラことメアリー=ルイーズ・パーカーに電話をかけることだった。
ある夜、ブルースはコマンド部隊に襲われる。重装備で機関銃を撃ちまくる敵を撃退したが、もしかして電話をした相手に攻撃の手が来るのではとサラの家へと車を走らせた。ブルースは救いに来たとメアリーに話すが彼女は信じない。アパート前に来た新たな暗殺者たちの目を逃れ、裏口から抜け出た。ブルースはかつての上司ことモーガン・フリーマンが住む老人介護施設を訪れる。80歳を過ぎ、末期の肝臓がんを患っていた。襲撃者の指紋から身元を調べさせ、同じグループがつい最近NYタイムズ紙の女性記者を密殺した疑いがあることを知る。若きCIAエージェントが、女上司の密命を受け、メアリーを連れ去ろうとしていた。ブルースは、彼女を奪い返し、その場から脱出する。
殺されたNYタイムズ記者の実家を訪ねた二人は、一枚の絵はがきに記された暗号を解いたら、ブルースを含むメンバーの暗殺リストを見つけたが。。。。


スパイものといってもコミカルな要素が強い作品でテンポも緩く、末梢神経にグサッとくるような激しさはない。ブルースウィルスのアクション作品はちょっと激しすぎる印象があるが、これは大丈夫だ。こういう作品って日本映画でもよくある。引退したベテランがもう一度華を咲かせようとする映画だ。でもここの出演者はまったく暴れる気がないのにはめられてしまうというついていない話というのは、ダイハードのストーリーの流れと同じだ。主演級の共演だけにそれなりに水準になるのはさすがだ。


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