映画とライフデザイン

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映画「レッドライト」 ロバート・デ・ニーロ

2013-07-07 07:34:28 | 映画(洋画 2013年以降主演男性)
映画「レッドライト」は今年公開のミステリーサスペンス映画だ。

超能力を扱っていて、面白そうだっけどdvdスルーにしてしまった作品
「リミット」のロドリゴ・コルテス監督が、ロバート・デ・ニーロ扮する伝説の超能力者と超常現象を疑う科学者の息詰まる攻防を描くサスペンス。ロバートデニーロの超能力者ぶりがどんな感じか気になっていたが、意外なオチになるほど。。。

大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士(シガニー・ウィバー)と助手のトム・バックリー(キリアン・マーフィ)は、超能力の存在を疑問視する立場からその科学的な解明を行なってきた。インチキ霊能力者を看破するなどして、騙されていた人々を救ってきた。
そんなある日、1960年代から70年代にかけて超能力者として一世を風靡した後、約40年にわたり表舞台から姿を消していたサイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が超能力ショーを再開し、話題を集める。
トムはマーガレットにサイモンの調査を進言するが、彼女はかつてサイモンと対決して敗れた苦い過去から、トムに自制を求める。しかし、トムは忠告を振り切って、単独でサイモンの調査を始める。すると、それを境にトムやマーガレットの周囲で不可解な現象が次々と起こり始める。

最初は騙しのトリックを追う2人の姿を映す。なるほどという場面だ。
ところが、盲目のデニーロがでてくると、彼の実力を示す振る舞いを次から次へと映す。主人公であるマーガレット博士はテレビ討論でも超能力の存在を示す人たちに真向対抗する。それなのに、彼女はあまりシルバーに関わりをもちたがらない。やっぱり凄い超能力者なのかと思わせる。

しかも、マーガレット博士に悲惨な出来事が起きてしまうのでどうなってしまうのか?
残りはトムしか対応できない。ピンチだ。
そこが迷彩なのであろう。

ロバートデ・ニーロがさすがにうまい。超能力者シルバーの卓越した話術、計算ずくの振る舞いや舞台仕掛けをみると本物の超能力をもっているのかと錯覚させる。でも彼って主演じゃないんだよね。シガニー・ウィバーが演じる役柄は好きじゃないけど、彼女自体はうまい。

その秘書役の美女はジョエリー・リチャードソンで、中年だけど気になる存在だ。英国の名女優ヴァネッサレッドグレイヴの娘であれば、きれいなのは当然かな。いまやおばあちゃん役者だけど、60年代半ばにミケランジェロアントニオーニ監督「欲望」でみせたヴァネッサレッドグレイヴの殺人的美貌を思い出す。

でも途中から少しだれるかなあ?

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