平成20年6月29日 天候晴れのち曇り
当初は妻と2人で木曽駒ケ岳にロープウェイで行く予定を立てていたのだが、町内会の急用が入ってしまい、午後3時までには甲府に戻らなければならなくなってしまった。木曽駒ヶ岳は時間的に無理、もう少し近いところを探し、誰かのブログで2週間前は美ヶ原のレンゲツツジが蕾だったというのを読んだ記憶があったので、たぶん見頃だろうとの予想で美ヶ原に行ってみることにした。
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美しの塔
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美ヶ原の放牧場
妻と2人で山に出かけるのは昨年秋の室堂から剣御前を歩いて以来だ。妻が高山病にかかり、私は車のキーを失くして電車で甲府に帰ってくる始末で、波乱万丈の山行だった。今回の美ヶ原は標高2000mで室堂とほぼ同じくらいの高さのため、高山病にかからないとも限らないので念のため携帯酸素を持って行く。6時半に甲府出発し、2時間半と見ていたのだが意外と早く8時半には美ヶ原に到着した。まず美術館側に行ってみると、レンゲツツジがちらほらと咲き、8分咲きといったところだ。地図を見ると山本小屋から歩くほうが王ヶ頭(美ヶ原最高点)に近く、山本小屋に移動して車を停める。朝8時半だとまだ歩いている人は少なく、駐車場は3割くらいの駐車率だった。砂利の敷かれた道をゆっくりと歩く。登山ではなくて完全に散策だ。広い草原には牛や馬が放牧され、のどかな景色が広がる。青空は見えるものの周辺には雲が湧きあがり、南北アルプスや八ヶ岳は見えない。ちらほらと散策している人の姿が見えるが、大多数は運動靴の散策スタイルだった。
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王ヶ頭と王ヶ頭ホテル
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王ヶ頭の御嶽神社
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王ヶ頭で記念撮影
ゆっくり歩いて王ヶ頭ホテルに9時45分到着、ホテルの裏側に美ヶ原頂上、王ヶ頭と書かれた石碑と三角点があり、そこで休憩をとる。南側の眼下にレンゲツツジの群落と、その下に三城牧場の放牧場が広がる。その向うに見えるなだらかな起伏の山は・・・どこだか良くわからないが、同じくらいの標高なので南側にある鉢伏山~二ツ山~三峰山の稜線だろうか。西側にはレンゲツツジで赤く染まっている王ヶ鼻の高まりが見える。昨年剣御前小舎で見事に高山病にかかった妻のことを思い、あそこまで行けるかどうか尋ねたところ、今回は全く問題なさそうなので王ヶ鼻まで足を伸ばす。王ヶ鼻の電波塔手前で左に曲がって王ヶ鼻に行ってみると。そのあたりはレンゲツツジが群落を成し、真赤になっていた。眼下に松本市の町並みが広がっている眺望の良い場所だ。御岳神社という小さな神社が奉られており、これは御嶽山の方向を向いており、御嶽山に登る体力のない人がここを訪れて御嶽山への信仰を表した場所らしい。(休憩中にやって来た団体客のツアーガイドさんの説明による。)
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見頃を迎えていたオオレンゲツツジ
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王ヶ鼻の展望台
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王ヶ鼻のレンゲツツジ
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王ヶ鼻手前のレンゲツツジ
王ヶ頭に戻り、ホテルの食堂で昼食をとる。注文した山菜ソバは麺は柔らかくてあまり好みではなかったが、スープはうまかった。高原牛乳はまさに搾りたてといった濃厚な味わい。食事後、また同じ道を戻ったのだが、その頃からは来客がたくさん訪れる。ツアーの団体客もたくさん訪れ、大きな列をなして途切れることなく人が歩いてくる。これだけの人数が一斉に王ヶ頭や王ヶ鼻を訪れたら、休憩するスペースなど無くなってしまうのではないだろうか。早めに歩き始めて良かった。午後1時、山本小屋の駐車場に到着、ほぼ満杯の駐車状況だった。レンゲツツジの見頃は7月中旬ごろまでだろう。
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牛がのんびり横たわる
当初は妻と2人で木曽駒ケ岳にロープウェイで行く予定を立てていたのだが、町内会の急用が入ってしまい、午後3時までには甲府に戻らなければならなくなってしまった。木曽駒ヶ岳は時間的に無理、もう少し近いところを探し、誰かのブログで2週間前は美ヶ原のレンゲツツジが蕾だったというのを読んだ記憶があったので、たぶん見頃だろうとの予想で美ヶ原に行ってみることにした。
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美しの塔
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美ヶ原の放牧場
妻と2人で山に出かけるのは昨年秋の室堂から剣御前を歩いて以来だ。妻が高山病にかかり、私は車のキーを失くして電車で甲府に帰ってくる始末で、波乱万丈の山行だった。今回の美ヶ原は標高2000mで室堂とほぼ同じくらいの高さのため、高山病にかからないとも限らないので念のため携帯酸素を持って行く。6時半に甲府出発し、2時間半と見ていたのだが意外と早く8時半には美ヶ原に到着した。まず美術館側に行ってみると、レンゲツツジがちらほらと咲き、8分咲きといったところだ。地図を見ると山本小屋から歩くほうが王ヶ頭(美ヶ原最高点)に近く、山本小屋に移動して車を停める。朝8時半だとまだ歩いている人は少なく、駐車場は3割くらいの駐車率だった。砂利の敷かれた道をゆっくりと歩く。登山ではなくて完全に散策だ。広い草原には牛や馬が放牧され、のどかな景色が広がる。青空は見えるものの周辺には雲が湧きあがり、南北アルプスや八ヶ岳は見えない。ちらほらと散策している人の姿が見えるが、大多数は運動靴の散策スタイルだった。
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王ヶ頭と王ヶ頭ホテル
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王ヶ頭の御嶽神社
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王ヶ頭で記念撮影
ゆっくり歩いて王ヶ頭ホテルに9時45分到着、ホテルの裏側に美ヶ原頂上、王ヶ頭と書かれた石碑と三角点があり、そこで休憩をとる。南側の眼下にレンゲツツジの群落と、その下に三城牧場の放牧場が広がる。その向うに見えるなだらかな起伏の山は・・・どこだか良くわからないが、同じくらいの標高なので南側にある鉢伏山~二ツ山~三峰山の稜線だろうか。西側にはレンゲツツジで赤く染まっている王ヶ鼻の高まりが見える。昨年剣御前小舎で見事に高山病にかかった妻のことを思い、あそこまで行けるかどうか尋ねたところ、今回は全く問題なさそうなので王ヶ鼻まで足を伸ばす。王ヶ鼻の電波塔手前で左に曲がって王ヶ鼻に行ってみると。そのあたりはレンゲツツジが群落を成し、真赤になっていた。眼下に松本市の町並みが広がっている眺望の良い場所だ。御岳神社という小さな神社が奉られており、これは御嶽山の方向を向いており、御嶽山に登る体力のない人がここを訪れて御嶽山への信仰を表した場所らしい。(休憩中にやって来た団体客のツアーガイドさんの説明による。)
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見頃を迎えていたオオレンゲツツジ
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王ヶ鼻の展望台
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王ヶ鼻のレンゲツツジ
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王ヶ鼻手前のレンゲツツジ
王ヶ頭に戻り、ホテルの食堂で昼食をとる。注文した山菜ソバは麺は柔らかくてあまり好みではなかったが、スープはうまかった。高原牛乳はまさに搾りたてといった濃厚な味わい。食事後、また同じ道を戻ったのだが、その頃からは来客がたくさん訪れる。ツアーの団体客もたくさん訪れ、大きな列をなして途切れることなく人が歩いてくる。これだけの人数が一斉に王ヶ頭や王ヶ鼻を訪れたら、休憩するスペースなど無くなってしまうのではないだろうか。早めに歩き始めて良かった。午後1時、山本小屋の駐車場に到着、ほぼ満杯の駐車状況だった。レンゲツツジの見頃は7月中旬ごろまでだろう。
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牛がのんびり横たわる