山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

完成!茅ヶ岳twin tower 平成22年9月1日

2010年09月02日 | 八ヶ岳・秩父山系
 平成22年9月1日

 世間(といっても山日新聞をとっている山梨県内だけだが)を騒がせている山梨百名山、かつ日本二百名山のひとつである茅ヶ岳山頂の標柱。8月20日、21日に捨てられていた初代の標柱を発見してひとまず山頂に立て直し、さらに鋸で切られた新しいほうの標柱上部も見つけて山頂に隠してきた。つなぎ合わせるには土木関係の技術者が必須だが、ボランティアで協力いただいている望月君はあいにく土・日曜日は都合が悪い。9月1日の水曜日、無理矢理時間をあけて、午前中から2人で茅ヶ岳に向かった。

    作戦会議。あれをここに入れてああやって・・・


    いよいよ接合作業


    「そんな小さな金槌じゃだめだ」と石を拾ってきて打ち付ける。

 10時20分、林道から歩き始めて約2時間で山頂に到着。先客が一人、と思いきや、その方こそ茅ヶ岳の番人、末木さんだった。アウトドアショップエルクで今回標柱再建に行くことを聞いて、手伝いに来てくれたのだ。3人であれやこれやと相談しながら標柱再建作業が始まる。前回はあっけなく引き抜かれてしまったので、今回は接合部に更なる工夫を凝らせ、接着剤が無くても抜けないような細工をして新しいほうの標柱をつなげた。さらにもう1本、古いほうの初代標柱は朽ちている下の部分を鋸で切り落とし、添え木のようにして新しい標柱の横にスクリュー釘6本で固定した。約2時間の作業でかなり頑丈な茅ヶ岳twin tower標柱が完成した。まずまずの出来映えだ、と自己満足する。

    今度は古い標柱をスクリュー釘で固定する。


    茅ヶ岳twin tower 完成!


    記念撮影

 しかし、何故に犯人はここまでこの標柱を嫌うのか?犯人を捕まえてやろうなどとは全く思わないが、どのような理由があるのかは聞いてみたいものだ。おそらく、多くの人がそう思っているのではないだろうか。引き続き標柱管理を行って行きたいと思っている。不審な者の目撃情報、標柱の変化、不都合な事などありましたら、ご連絡いただきたい。


    途中に咲いていた花。鋸岳に登った時も見かけたが、未だに名前わからず。


    ビランジ満開。吸密に来たウラギンヒョウモン(たぶん。裏側確認できず。)
コメント (8)
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