秋晴れとなったこの日、三つ峠ライブカメラで見るとすっきりした富士山が立っていた。しかし、甲府盆地から見上げる富士山は霞んでみえる。富士山を見るならば富士山に近い山のほうが良さそうだ。先週予定していたが天候不良で登れなかった節刀ヶ岳短絡ルートを登ってみることにした。
実はこのルート、山上泊でオリオン座と月の撮影のために前日午後4時過ぎに登山口まで行ったのだが、まだ工事関係者の車が止まっており中止して帰って来た。砂防ダム工事が進行中であり、工事を行っている平日(土曜日も)は工事の迷惑になってしまうので、工事の無い日曜日限定のコースといって良いだろう。翌日は早朝から出発、と思っていたのだが、自宅で目を覚ませば時間はもう7時半。登り始めたのは10時近くになってしまう。
工事現場の手前で「立入禁止」の車止め。ここでUターンしてその手前に車を止める。
工事現場。かつてはここに車を止めさせてもらった。
登山道入り口。看板が立っているが、その下には「工事中のため登山注意」の警告がある。
工事現場は立ち入り禁止の車止めが置かれており、その手前に車を止める。工事用のルートを兼ねた登山道は入口に看板がつけられている。ロープの張られた登山道(工事道)を進むと右手の沢の砂防ダム工事が現在進行中のようで、急斜面にショベルカーが止まっていた。さらに進むと、既に工事が終了している砂防ダムを左手に見ながら、その脇を登る急登の登山道となる。かつてはこのあたりに荷揚げ用のモノレールが設置されていたが、現在は撤去されて歩きやすくなっていた。30分ほど急登の道を登ると傾斜が少し緩くなり、目指す節刀ヶ岳から十二ヶ岳への尾根が見えるようになる。休憩無しで45分ほどで尾根に到着した。尾根には新しい道標が立っており、かつては獣道のようだったこのルートの入り口はずいぶんと明瞭な道に様変わりしていた。この道を歩く人が増えたということなのだろうか。
ロープの張られた道を進む。左側の沢を工事していた頃は物資が置いてあり歩きにくかったが、ずいぶん歩き易くなった。
急登の登山道
上部は傾斜が緩くなり、目指す尾根が見えてくる。テープがしっかりと付いている。
新しくつけられていた尾根道の道標。
尾根から見る林越しの富士山。もう大部分落葉していて、山上は晩秋の様相。
紅葉越しの鬼ヶ岳
一休みして節刀ヶ岳を目指す。ここから節刀ヶ岳までは30分とかからない。金山を越えて振り返りながら富士山を眺めつつ、11時15分節刀ヶ岳に到着、休憩時間を含めても1時間半はかからずに到着できた。登り始めが標高約1400mなので、標高差にして360mくらいしか無い超短絡ルートということになる。
金山から見る富士山
節刀ヶ岳山頂
十二ヶ岳と富士山
見渡す御坂山塊と河口湖。画像では写っていないが、遠く山中湖も見渡せる。
山頂での昼食用にラーメンと水、バーナーを持ってきたがほとんど腹が減らず、お菓子だけで軽く昼食を済ませる。1時間近く存分に撮影後、十二ヶ岳方面を目指す。途中に展望の良い岩があり、そこからは十二ヶ岳の紅葉した斜面と西湖、富士山を写すことができる。鬼ヶ岳の眺望も良い。
稜線の紅葉と富士山
十二ヶ岳と西湖、富士山
鬼ヶ岳 谷は紅葉真盛りだが、山頂付近は既に終わっている。
先ほどまで居た節刀ヶ岳。カラマツの紅葉が美しい。
十二ヶ岳はもうすぐそこ。だが、今回は登らず。
展望岩から十二ヶ岳まではハシゴ場と長いロープ場があるが、それでも30分とかからない。しかし、この日は夕方からの予定があり、入浴と着替えの時間を考えると午後3時ごろには甲府に戻りたい。なので、今回は十二ヶ岳は立ち寄らず、ここで引き返すことにした。また春のコイワザクラやイワカガミが咲く季節にでも歩いてみよう。
午後1時半、1時間とかからずに工事現場に到着。山だけ登るならこのルートが時間がかからずに良いが、山歩きを楽しむという意味ではあまりにも短絡すぎるという感がある。
今回のルート。林道は登り始めの地点まで延びているが悪路。RV車で行くことをすすめる。かつ、道が細いので車の交差には十分に注意をお願いしたい。
実はこのルート、山上泊でオリオン座と月の撮影のために前日午後4時過ぎに登山口まで行ったのだが、まだ工事関係者の車が止まっており中止して帰って来た。砂防ダム工事が進行中であり、工事を行っている平日(土曜日も)は工事の迷惑になってしまうので、工事の無い日曜日限定のコースといって良いだろう。翌日は早朝から出発、と思っていたのだが、自宅で目を覚ませば時間はもう7時半。登り始めたのは10時近くになってしまう。
工事現場の手前で「立入禁止」の車止め。ここでUターンしてその手前に車を止める。
工事現場。かつてはここに車を止めさせてもらった。
登山道入り口。看板が立っているが、その下には「工事中のため登山注意」の警告がある。
工事現場は立ち入り禁止の車止めが置かれており、その手前に車を止める。工事用のルートを兼ねた登山道は入口に看板がつけられている。ロープの張られた登山道(工事道)を進むと右手の沢の砂防ダム工事が現在進行中のようで、急斜面にショベルカーが止まっていた。さらに進むと、既に工事が終了している砂防ダムを左手に見ながら、その脇を登る急登の登山道となる。かつてはこのあたりに荷揚げ用のモノレールが設置されていたが、現在は撤去されて歩きやすくなっていた。30分ほど急登の道を登ると傾斜が少し緩くなり、目指す節刀ヶ岳から十二ヶ岳への尾根が見えるようになる。休憩無しで45分ほどで尾根に到着した。尾根には新しい道標が立っており、かつては獣道のようだったこのルートの入り口はずいぶんと明瞭な道に様変わりしていた。この道を歩く人が増えたということなのだろうか。
ロープの張られた道を進む。左側の沢を工事していた頃は物資が置いてあり歩きにくかったが、ずいぶん歩き易くなった。
急登の登山道
上部は傾斜が緩くなり、目指す尾根が見えてくる。テープがしっかりと付いている。
新しくつけられていた尾根道の道標。
尾根から見る林越しの富士山。もう大部分落葉していて、山上は晩秋の様相。
紅葉越しの鬼ヶ岳
一休みして節刀ヶ岳を目指す。ここから節刀ヶ岳までは30分とかからない。金山を越えて振り返りながら富士山を眺めつつ、11時15分節刀ヶ岳に到着、休憩時間を含めても1時間半はかからずに到着できた。登り始めが標高約1400mなので、標高差にして360mくらいしか無い超短絡ルートということになる。
金山から見る富士山
節刀ヶ岳山頂
十二ヶ岳と富士山
見渡す御坂山塊と河口湖。画像では写っていないが、遠く山中湖も見渡せる。
山頂での昼食用にラーメンと水、バーナーを持ってきたがほとんど腹が減らず、お菓子だけで軽く昼食を済ませる。1時間近く存分に撮影後、十二ヶ岳方面を目指す。途中に展望の良い岩があり、そこからは十二ヶ岳の紅葉した斜面と西湖、富士山を写すことができる。鬼ヶ岳の眺望も良い。
稜線の紅葉と富士山
十二ヶ岳と西湖、富士山
鬼ヶ岳 谷は紅葉真盛りだが、山頂付近は既に終わっている。
先ほどまで居た節刀ヶ岳。カラマツの紅葉が美しい。
十二ヶ岳はもうすぐそこ。だが、今回は登らず。
展望岩から十二ヶ岳まではハシゴ場と長いロープ場があるが、それでも30分とかからない。しかし、この日は夕方からの予定があり、入浴と着替えの時間を考えると午後3時ごろには甲府に戻りたい。なので、今回は十二ヶ岳は立ち寄らず、ここで引き返すことにした。また春のコイワザクラやイワカガミが咲く季節にでも歩いてみよう。
午後1時半、1時間とかからずに工事現場に到着。山だけ登るならこのルートが時間がかからずに良いが、山歩きを楽しむという意味ではあまりにも短絡すぎるという感がある。
今回のルート。林道は登り始めの地点まで延びているが悪路。RV車で行くことをすすめる。かつ、道が細いので車の交差には十分に注意をお願いしたい。