アイソン彗星は残念な結果となってしまったが、もうひとつ北東の空、北斗七星のひしゃくの柄のすぐ下あたりで輝いている彗星がある。光度は3~4等級で、11月23日に竜ヶ岳で最後に撮影したアイソン彗星とあまり光度は変わらない。未明3時前に昇って来ているので、夜明けの明るさにも邪魔されること無く観察しやすく、双眼鏡でも確認できるくらいになりつつある。カメラに装着した200mmF2.8のレンズで覗き込んでもその姿は確認することができた。これは試しに自宅前の田んぼのあぜ道から要害山の上空で輝いているラブジョイ彗星を撮影してみたものである。

こちらはオリオン座と冬の大三角形

音もせずに空を飛んで行く明るい光。これは人工衛星。かなり大きな衛星、ひょっとして若田さんが乗っているISS?この視野の中にラブジョイ彗星が写っている。

北斗七星。ひしゃくの柄を伸ばした先に小さな緑色の光が見えますか?

200mmレンズで捉えたラブジョイ彗星。尾の大きさはそれほどではないが、核の大きさは11月23日のアイソン彗星に匹敵する。

少し視野を変えて撮影
天体望遠鏡を使わずとも十分に撮影可能な彗星である。今後の増光に期待したい。

こちらはオリオン座と冬の大三角形

音もせずに空を飛んで行く明るい光。これは人工衛星。かなり大きな衛星、ひょっとして若田さんが乗っているISS?この視野の中にラブジョイ彗星が写っている。

北斗七星。ひしゃくの柄を伸ばした先に小さな緑色の光が見えますか?

200mmレンズで捉えたラブジョイ彗星。尾の大きさはそれほどではないが、核の大きさは11月23日のアイソン彗星に匹敵する。

少し視野を変えて撮影
天体望遠鏡を使わずとも十分に撮影可能な彗星である。今後の増光に期待したい。