長野市で学会なるものが開催されて参加してきたが、折角の好天なのに学会会場に1日中居るのはとてもではないが耐えられない。午前中の講演を聴講してから短時間で登れそうな草津白根山を訪れてみた。この山は現在有毒ガス発生の危険があるため、芳ヶ平方面の入山は規制されており、ロープウェイ山頂付近にある弓池やその界隈の駐車場も駐車禁止となっている。さらに志賀高原から白根山を越えて草津に抜ける草津白根道路も交通規制があり、夕方5時以降は通行できなくなっている。従って簡単に登るには白根火山ロープウェイを使うのがいちばん手っ取り早く、1周するだけならば3時間もあれば十分である。しかし、それではちょっと物足りないので下りはロープウェイを使わずに富貴原ノ池を回って山麓駅に戻るコースをとることにした。

白根火山ロープウェイさんろく駅。一気にこれで標高2,020mまで昇る。

右手に見える芳ヶ原方面は入山禁止。

現在地からコマクサ畑、中央火口を経て左回りに展望所、鏡池に至るルートを歩く。

向こうに見えるスキー場の裏側に回り込むように進む。

スキー場のリフト。ここを右に進む。

あちらに見えるのは横手山方面。

整備の行き届いた登山道の脇にはいろいろな高山植物が咲く。赤い実をつけたゴゼンタチバナ。

紅葉し始めた葉もある。

群生しているこの葉は?

どうやらシラタマノキ。

おそらくイワカガミの葉。このルートはあちらこちらに群生している。

ひと登りすると中央火口に到着。向こうに見える岩の上が展望所。

コマクサはこの斜面に咲くらしい。

ツツジの紅葉と中央火口

ミネズオウ、コケモモ、ガンコウランが一緒に生えている。

展望所付近は整備された階段になっている。

展望所到着。山頂ではないが、どうやらここで日本百名山を登ったことにしているらしい。

展望所の方位版。正面に見える三角錐は鼻曲山と浅間隠山、右手の山塊は湯の丸・烏帽子岳らしい。山梨県外に出ると全く山の同定が出来ず。
ロープウェイ山頂駅から1時間とかからずに展望所に到着したが、出発時間が遅かっただけに早目の下山しないと午後5時の通行規制時間に間に合わなくなるかもしれず、ここは休憩せずに鏡池まで進むことにする。少し進むと右下に透明度の高い鏡池が見えてきた。池のほとりで一休みする。

鏡池が見えたきた。

鏡池のほとり。池に映る紅葉を期待していたが、今年はあまり染まらずに散ってしまったようだ。

透明度が高く、対岸の景色を綺麗に映す鏡池。PLフィルター使用。
鏡池で存分に写真を撮りながら20分ほど休憩して出発する。コイワカガミの大群落を横目で見ながら道を進むと、ロープウェイ山頂駅と富貴原ノ池の分岐に出た。荒れた道かと思いきや、富貴原ノ池に至るルートは笹が刈り払われたばかりの綺麗な道になっていた。

分岐点。ここを富貴原ノ池経由殺生方面に進む。

富貴原ノ池が見えてきた。こちら側も紅葉はいまいちで、シラカバが色付かずに散ってしまっている。

富貴原ノ池

富貴原ノ池、別角度から。
富貴原ノ池に3時に到着した。このルートは全く人がおらず、至って静かなルートだった。4時半までには楽勝で山麓駅に到着できそうなので、ここで30分ほど大休憩する。富貴原ノ池は水草が生えたとても良い雰囲気の池だが、池のほとりまで近付けないのが残念である。

笹原とシラカバの林。下に見えるのは草津温泉。

殺生河原が見えてきた。

硫黄の臭いがする。この場所は立ち止まり禁止になっている。

これにて1周。
4時20分に山麓駅に到着した。ロープウェイ駅の情報では1週4時間の行程と聞いていたが、2つの池で三脚を出して撮影に時間を費やしたので、約4時間半の行程となった。紅葉していればおそらくあと30分は余計に時間がかかたであろうが、今年は夏の暑い時期が長かったうえに台風がいくつかやって来たために紅葉はいまひとつのようだ。あまり登った気はしないのだが、日本百名山をひとつゲットした。

白根火山ロープウェイさんろく駅。一気にこれで標高2,020mまで昇る。

右手に見える芳ヶ原方面は入山禁止。

現在地からコマクサ畑、中央火口を経て左回りに展望所、鏡池に至るルートを歩く。

向こうに見えるスキー場の裏側に回り込むように進む。

スキー場のリフト。ここを右に進む。

あちらに見えるのは横手山方面。

整備の行き届いた登山道の脇にはいろいろな高山植物が咲く。赤い実をつけたゴゼンタチバナ。

紅葉し始めた葉もある。

群生しているこの葉は?

どうやらシラタマノキ。

おそらくイワカガミの葉。このルートはあちらこちらに群生している。

ひと登りすると中央火口に到着。向こうに見える岩の上が展望所。

コマクサはこの斜面に咲くらしい。

ツツジの紅葉と中央火口

ミネズオウ、コケモモ、ガンコウランが一緒に生えている。

展望所付近は整備された階段になっている。

展望所到着。山頂ではないが、どうやらここで日本百名山を登ったことにしているらしい。

展望所の方位版。正面に見える三角錐は鼻曲山と浅間隠山、右手の山塊は湯の丸・烏帽子岳らしい。山梨県外に出ると全く山の同定が出来ず。
ロープウェイ山頂駅から1時間とかからずに展望所に到着したが、出発時間が遅かっただけに早目の下山しないと午後5時の通行規制時間に間に合わなくなるかもしれず、ここは休憩せずに鏡池まで進むことにする。少し進むと右下に透明度の高い鏡池が見えてきた。池のほとりで一休みする。

鏡池が見えたきた。

鏡池のほとり。池に映る紅葉を期待していたが、今年はあまり染まらずに散ってしまったようだ。

透明度が高く、対岸の景色を綺麗に映す鏡池。PLフィルター使用。
鏡池で存分に写真を撮りながら20分ほど休憩して出発する。コイワカガミの大群落を横目で見ながら道を進むと、ロープウェイ山頂駅と富貴原ノ池の分岐に出た。荒れた道かと思いきや、富貴原ノ池に至るルートは笹が刈り払われたばかりの綺麗な道になっていた。

分岐点。ここを富貴原ノ池経由殺生方面に進む。

富貴原ノ池が見えてきた。こちら側も紅葉はいまいちで、シラカバが色付かずに散ってしまっている。

富貴原ノ池

富貴原ノ池、別角度から。
富貴原ノ池に3時に到着した。このルートは全く人がおらず、至って静かなルートだった。4時半までには楽勝で山麓駅に到着できそうなので、ここで30分ほど大休憩する。富貴原ノ池は水草が生えたとても良い雰囲気の池だが、池のほとりまで近付けないのが残念である。

笹原とシラカバの林。下に見えるのは草津温泉。

殺生河原が見えてきた。

硫黄の臭いがする。この場所は立ち止まり禁止になっている。

これにて1周。
4時20分に山麓駅に到着した。ロープウェイ駅の情報では1週4時間の行程と聞いていたが、2つの池で三脚を出して撮影に時間を費やしたので、約4時間半の行程となった。紅葉していればおそらくあと30分は余計に時間がかかたであろうが、今年は夏の暑い時期が長かったうえに台風がいくつかやって来たために紅葉はいまひとつのようだ。あまり登った気はしないのだが、日本百名山をひとつゲットした。