前日のパール富士に続いて、本日は富士山の上に昇って来る98%欠けた月食の赤い月を狙う。撮影場所は前日とほぼ同じだが、もう1段高い山の上から狙ってみる。昨日はカメラ2台だったが、本日はカメラ3台と簡易赤道儀をザックに詰め込み、20㎏ほどの荷物を担いで現地まで行く。久しぶりの重い荷物は肩に食い込むが、すぐに慣れた。峠のところの看板には大島峠と書かれているのだが、地図上の大島峠はさらにピークを越えたその向こうになっている。いちおう大島峠で撮影ということにしておく。

現地到着。スッキリとした夕空を期待していたが結構雲が多い。

簡易赤道儀をセットしながら待っていると、想定外に焼けた富士山が見え始めた。

赤く焼けた富士山。

空も赤く焼けた。

西側の空は真っ赤だった。
赤く焼けたこの夕景で運を使い果たしてしまったのではないかと思うほどに素晴らしい日没の景色だった。
陽が沈み、時刻は5時を過ぎた。もう月が昇り始めているはずだが、雲に阻まれて月が姿を現さない。富士山上部の高さでようやく雲を抜けた月が姿を現した。もうだいぶ欠けた月が雲を透かして肉眼で見える。

雲を抜け出て姿を現した月。もう半分以上欠けている。

少し赤くなった月食の月。暗めに撮影しないと赤い部分が消えてしまう。

もうすぐ最大食の月になるはずだ。雲に阻まれてなかなか綺麗な月食の月が見えない。

食の最大の頃の月。薄雲に阻まれて鮮明な月食の月にはならなかった。

最大食が終わった頃の月

食が終わると赤い部分は広角レンズでは写らなくなってしまう。
2台目の広角レンズをセットしたカメラは露出を3段階で撮影するようにセットして、あとはタイマーリモートコントローラー任せでオート撮影する。





これらの画像で比較的月が良く写っていたものを集めて比較明合成してみた。空が晴れればもっとくっきりと月の満ち欠けが撮れたのかも知れないが、光が拡散してしまった。

月食の月 比較明合成画像。途中で三脚を誤って蹴飛ばしてしまい、位置が少しずれた。
さらにもう1台のカメラは400㎜望遠レンズをつけて赤道儀に乗せて追尾撮影した。北極星が見えず、アストロレーサーに乗せておおまかな極軸合わせだったがそれなりに写ってくれた。






これらの画像をphotoshopで合成してみると、なんとなく地球の影が投影されている様子が伺える。

比較的まともに撮れた5枚を合成。円形の地球の影が投影されている様子が伺える。
雲に阻まれて撮影条件は悪かったが、それでもそれなりの月食の月が撮れたのではないかと思っている。次は来年の11月に皆既月食があると聞いたような気がするが、聞き間違えかも知れない。次はもっと良い画像が撮れるようにトレーニングしておきたいと思う。

現地到着。スッキリとした夕空を期待していたが結構雲が多い。

簡易赤道儀をセットしながら待っていると、想定外に焼けた富士山が見え始めた。

赤く焼けた富士山。

空も赤く焼けた。

西側の空は真っ赤だった。
赤く焼けたこの夕景で運を使い果たしてしまったのではないかと思うほどに素晴らしい日没の景色だった。
陽が沈み、時刻は5時を過ぎた。もう月が昇り始めているはずだが、雲に阻まれて月が姿を現さない。富士山上部の高さでようやく雲を抜けた月が姿を現した。もうだいぶ欠けた月が雲を透かして肉眼で見える。

雲を抜け出て姿を現した月。もう半分以上欠けている。

少し赤くなった月食の月。暗めに撮影しないと赤い部分が消えてしまう。

もうすぐ最大食の月になるはずだ。雲に阻まれてなかなか綺麗な月食の月が見えない。

食の最大の頃の月。薄雲に阻まれて鮮明な月食の月にはならなかった。

最大食が終わった頃の月

食が終わると赤い部分は広角レンズでは写らなくなってしまう。
2台目の広角レンズをセットしたカメラは露出を3段階で撮影するようにセットして、あとはタイマーリモートコントローラー任せでオート撮影する。





これらの画像で比較的月が良く写っていたものを集めて比較明合成してみた。空が晴れればもっとくっきりと月の満ち欠けが撮れたのかも知れないが、光が拡散してしまった。

月食の月 比較明合成画像。途中で三脚を誤って蹴飛ばしてしまい、位置が少しずれた。
さらにもう1台のカメラは400㎜望遠レンズをつけて赤道儀に乗せて追尾撮影した。北極星が見えず、アストロレーサーに乗せておおまかな極軸合わせだったがそれなりに写ってくれた。






これらの画像をphotoshopで合成してみると、なんとなく地球の影が投影されている様子が伺える。

比較的まともに撮れた5枚を合成。円形の地球の影が投影されている様子が伺える。
雲に阻まれて撮影条件は悪かったが、それでもそれなりの月食の月が撮れたのではないかと思っている。次は来年の11月に皆既月食があると聞いたような気がするが、聞き間違えかも知れない。次はもっと良い画像が撮れるようにトレーニングしておきたいと思う。