山本とダルビッシュが先発するポストシーズンのメジャーリーグ試合を見ていたら出発がすっかり遅くなってしまった。八ヶ岳山麓の2ヶ所を回る予定だったが時間的に美し森とその周辺だけで終わってしまいそうである。昨年は訪問時期が遅くて青い実が成っているはずのタンナサワフタギの実は見ることが出来なかった。もうひとつ、探している赤いサクランボのような実が成るフウリンウメモドキも探しやすくなっているはずである。
今年何度目になるのか、またまた美し森を訪れてみる。
ススキが美しい。右に見えるのはヤエガワカンバの木、左の山は茅ヶ岳、富士山は残念ながら雲の中。
青い実がたくさん成っている。
これが確認しておきたかったタンナサワフタギの実であろう。
ブルーベリーをひとまわり小さくしたような実がたくさん付く。
これはエゾノコリンゴの木のはずである。
丸い実がたくさん付いている。
エゾノコリンゴの実
これはツリバナの木
赤い実がたくさん付いている。
初めて見るツリバナの実
これはニシキギであろう。
ニシキギの実
この黒いほうはミヤマイボタの実であろう。
黄色い実をたくさん付けているのはズミの木であろう。
ズミの実
ノコンギクの花
遅咲きのサクラスミレ
結実したヒメヒゴタイ
これは普通のリンドウであろう。
トリカブトの花が咲いていた。
花茎の毛は直毛である。ではこれはホソバトリカブトなのか??
だがこの葉はホソバトリカブトのようには見えない。相変わらずトリカブトは何だか判別できない。
ゴマナの花
このあたりの森の中を探せば、たぶん探しているサクランボのような実が付いた木が見つかると思ったのだが・・・
あったのはズミの実ばかり。探し物のフウリンウメモドキは見つからなかった。
これも今回探していた花のひとつ、ホソバツルリンドウ。
シロバナに近い花だった。もっとたくさんあるだろうと思ったのだが、見つかったのは2本だけだった。
フウリンウメモドキは赤い実を付けたこの季節ならば簡単に見つかるだろうと思っていたのだが、全く手ごたえが無く、探し場所を間違っているのかも知れない。ホソバツルリンドウはもっとたくさんあると思って期待していたのだが、この場所は今年はハズレ年のようである。11月にこの近場に出張でやって来るので、その際にまた探してみたいと思う。