山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

北天の空 甲府駅界隈を散策  平成30年10月20日

2018年10月23日 | 番外編
 着々と進んでいる上映会に向けてのビデオ編集であるが、廻る北天の空の画像がまだ何カットか足りない。天気予報では夜から空が晴れてくるようで久しぶりに星空撮影のチャンスである。山の上に行きたいところだが仕事があり編集作業もやらなければならないので登っている余裕は無さそうである。ちょうど午後から電気系統のチェック作業で職場が停電になるとのことで、甲府駅の界隈で撮影に良さそうな場所の下見に出かけた。


    甲府駅南口の信玄公銅像。以前から狙っている場所であるがまず夜間のライトアップが邪魔なこと、さらに後ろのNHK塔と駐車場のライトも邪魔。ここで星が撮れるのか??


    舞鶴城公園の天守閣。ここもライトアップされているので撮れるかどうか?


    この建物が気に入っていたのだが北天の空を見上げる撮影ポジションが無く、ここは無理。


    北口のこの建物も候補だったがイベント中で邪魔なものがあり不可。

 昼食とお茶を飲んで時間をつぶし、再び職場に戻って編集作業を再開する。そして深夜12時を過ぎて月が西の空に沈みかけた頃から活動開始である。


    舞鶴城公園主郭跡。月光に照らされた城壁の上にオリオン座と冬の大三角形が昇って来た。


    下見しておいた天守閣に行くが、ライトアップに加えて明るい電柱がきわめて邪魔で、フレアが出過ぎる。


    位置を変えて電柱のライトが直接入らない場所、かつ後ろのタワーマンションが木に隠される位置でカメラをセット。なんとか星は写りそうである。

 1台のカメラは舞鶴城公園にセットしてインターバル撮影開始し、そのまま放置して信玄公の銅像前に移動する。


    NHK塔が隠れ駐車場ライトが1基隠れる位置でカメラをセット。普通に撮れば銅像は撮れるが空は真っ暗。


    露出オーバーにして星を狙うと駐車場とライトアップの明かりでフレアが出てしまうが止む無し。少しは星が写る。


    さらに幽霊が・・・では無くて無視できないほどのムシが飛んで来る。

 2台のカメラをセットしてあとは1時間半ほど時間をつぶすが、駅前は酔っ払いが多いので触られると困るのでカメラの周辺をウロウロ・・・していたのは最初の30分だけであとは吉野家の牛丼を食べに行ったりコンビニに行って立ち読みしたりと時間をつぶして、未明2時半にカメラを撤収。まずは舞鶴城公園のカメラを回収して次に車を回収して最後に信玄公銅像のカメラを回収する。撮影した画像は全てRAW画像なのでパソコンで調整してJPEG画像に変換してさらに比較明合成と作業を行うのだが、1,000枚を超える画像の変換には翌日の丸1日を費やしても終わらなかった。そして出来上がったのが以下の画像である。


    舞鶴城公園の空。ちょっと雲が多かった。


    武田信玄公の空。星の数は少ないがなんとか廻っている。

 凄い星空とは言い難いがライトアップされている建物や銅像を前景に星空がこのくらい写ってくれればかなり良いほうだろう。これらの画像を使って編集を行う予定である。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『山と花と星の奏でる上映会... | トップ | 剣ヶ峰に昇るパール富士 朝... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

番外編」カテゴリの最新記事