望君グループのオフ会に誘われたのだが、その2日前が当直で徹夜に近い状態になるため、まだ体調が回復していない状態の可能性が高い。返事を保留して体調見て参加という返事をしたのだが、行き先が行き先だけに同行しないのも申し訳ない。その行き先とは・・・我らが守る山梨百名山標柱が立つ茅ヶ岳。ヨッシ-隊メンバーも数人に声をかけ、参加することに決める。
林道を短絡して大明神林道中腹の駐車場で待っていると、望隊が到着。いつもホームページで見ているメンバーの食うかいさん、ダマチョさん、sanpoさんのほかにもうひと組、お顔を拝見して驚いた。あこがれのsanaeさんととしちゃんではないか。5年ほど前に北岳に行くバスの中でお会いして以来だが、ブログでは時折やり取りしていたので久しぶりというよりも仲間といった感じがした。9時少し前に駐車場を出発し、普通ならば女岩経由の道を登るところをあえて花を探しながら尾根道を登ることにする。

オフ会参加メンバー。皆さん顔出しでよろしかったでしょうか??
さっそく紫色のスミレ登場。この花は??花に詳しいsanaeさん、sanpoさん、そして私で議論を始める。

「普通のスミレじゃない?」
「でもこんなところには普通は咲かないし・・・」
「じゃあノジスミレ。」
「マキノスミレってのもあるけど」
「そんな高級なスミレはこの山には咲きません!!(ヨッシ-)」
私の答は・・・ノジスミレ(たぶん)

「桜の仲間だと思うけどこの花は何?」
ただいま調査中です。

「センボンヤリ」
これは全員一致。別名ムラサキタンポポ。調べてみると、秋になると高さ30~60㎝になり毛を密生したタンポポのようなそう果(実)を付け、その長い茎と秋の実の様子を千本の槍に見立ててこの名前がついているそうです。

「チゴユリ」
これはご存知の方も多いと思います。この季節たくさん咲きます。

「ジュウニヒトエじゃなくて、何だっけ?」
「前に調べたことあるけど、名前忘れた。」
結論出ず。私を含めて皆さん認知症が少し始まっているようです。
名前は「ニシキゴロモ」。この季節甲府界隈の低山でもよく見かけ、何度も調べている花ですが、すぐに忘れてしまいます。良く似たキランソウは花が紫色です。

「これは何?ワチガイソウみたいだけど花に切れ込みがある。」
「良く似たのでワダソウってのがあるけど・・・(sanaeさん)」
帰って来て図鑑で調べてみると、さすがsanaeさん、正解でした。ワダソウは花弁が5個で倒卵形、先がへこむ(切れ込んでいる)と記載されています。初めて見る花。

「フデリンドウ」
「良く似たのでハルリンドウっていうのがあります(sanpoさん)」
「このあたりに咲くのはまとめてフデリンドウっていうことにしておいてください(ヨッシ-)。」
大ざっぱな性格丸出しの私。

マイヅルソウ群落。花はまだつぼみ。

新緑が気持ち良い茅ヶ岳の森。向こうに見えるのが茅ヶ岳山頂。
途中でオキナグサの咲く秘密の場所に皆さんを連れて立ち寄る。予想通り、5月連休にほぼ満開だった花は終わって綿毛になっている。一輪だけ咲き残っている花を見ることができた。しかし、何かおかしい。もっとたくさん綿毛がついていて良いはずなのだが・・・良く見ると花のところだけ切られているようだ。考えられるのは、盗掘を防ぐために花を摘んだ、栽培のために種だけ摘んでいった、綿毛が既に吹き飛んだ、などだが、どうみても人為的に取られているようにしか見受けられない。だとしたら、残念なことだ。

綿毛になったオキナグサ

一輪だけ咲き残ったオキナグサ 周辺の花は綿毛がついておらず、摘み取られているように見受けられる。
花談義を楽しみつつ、約3時間で山頂に到着した。予想通り、山頂は人がいっぱい。なんとか全員の食事するスペースを確保して昼食となる。のぞむグループはこの先金ヶ岳を縦走して明野に下山するが、ヨッシ-隊は夕方からの行事の予定で茅ヶ岳まで、ここでお別れする。

大賑わいの茅ヶ岳山頂

彩雲が出たが、予想通りうまく写らない。

Twin Towerとともに記念撮影。今年3度目となる茅ヶ岳。

金峰山とミツバツツジ。私は初めて知りましたが、このあたりはトウゴクミツバツツジなのだそうです。おしべの本数が多く、葉が出てから花が咲きます。
のぞむグループを見送り、ヨッシ-隊3人も下山。今度は女岩に下りるほうの尾根を下るが、女岩側に曲がるところを真直ぐに進み、「通行不可」の看板のある廃道を下る。前回もこの道を下りているので迷うことはなく順調に下山。こちらのルート(廃道ですが)はあの混雑する茅ヶ岳」なのにまず人に遭うことは無く、静かに歩くことができる。

茅ヶ岳直下、富士山とトウゴクミツバツツジを写真に収めることができた。

廃道の尾根には絶好の金峰山展望所がある。

「通行不可」の看板

籔っぽい尾根道はトウゴクミツバツツジのドームのようになっている。

隣のピークにある祠。後ろが茅ヶ岳。

気持ちの良い新緑の森。このあたりから一部道が不明瞭。

大明神林道の伐採地の横を通って、無事林道到着。
一人山行が多い私にとって、このような花談義をしながらの山行は初めての経験で、たいへん楽しめた。私も花には詳しいほうと思っていたが、実際には知らないことのほうが多く、sanaeさんやsanpoさんの足元にも及ばないことが良くわかった。最近新たに3冊の植物図鑑を購入したので、また新たな気持ちで勉強し直したいと思う。足の速い、他のメンバーの人たちにはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない。またいつか、どこかの山でご一緒しましょう。
林道を短絡して大明神林道中腹の駐車場で待っていると、望隊が到着。いつもホームページで見ているメンバーの食うかいさん、ダマチョさん、sanpoさんのほかにもうひと組、お顔を拝見して驚いた。あこがれのsanaeさんととしちゃんではないか。5年ほど前に北岳に行くバスの中でお会いして以来だが、ブログでは時折やり取りしていたので久しぶりというよりも仲間といった感じがした。9時少し前に駐車場を出発し、普通ならば女岩経由の道を登るところをあえて花を探しながら尾根道を登ることにする。

オフ会参加メンバー。皆さん顔出しでよろしかったでしょうか??
さっそく紫色のスミレ登場。この花は??花に詳しいsanaeさん、sanpoさん、そして私で議論を始める。

「普通のスミレじゃない?」
「でもこんなところには普通は咲かないし・・・」
「じゃあノジスミレ。」
「マキノスミレってのもあるけど」
「そんな高級なスミレはこの山には咲きません!!(ヨッシ-)」
私の答は・・・ノジスミレ(たぶん)

「桜の仲間だと思うけどこの花は何?」
ただいま調査中です。

「センボンヤリ」
これは全員一致。別名ムラサキタンポポ。調べてみると、秋になると高さ30~60㎝になり毛を密生したタンポポのようなそう果(実)を付け、その長い茎と秋の実の様子を千本の槍に見立ててこの名前がついているそうです。

「チゴユリ」
これはご存知の方も多いと思います。この季節たくさん咲きます。

「ジュウニヒトエじゃなくて、何だっけ?」
「前に調べたことあるけど、名前忘れた。」
結論出ず。私を含めて皆さん認知症が少し始まっているようです。
名前は「ニシキゴロモ」。この季節甲府界隈の低山でもよく見かけ、何度も調べている花ですが、すぐに忘れてしまいます。良く似たキランソウは花が紫色です。

「これは何?ワチガイソウみたいだけど花に切れ込みがある。」
「良く似たのでワダソウってのがあるけど・・・(sanaeさん)」
帰って来て図鑑で調べてみると、さすがsanaeさん、正解でした。ワダソウは花弁が5個で倒卵形、先がへこむ(切れ込んでいる)と記載されています。初めて見る花。

「フデリンドウ」
「良く似たのでハルリンドウっていうのがあります(sanpoさん)」
「このあたりに咲くのはまとめてフデリンドウっていうことにしておいてください(ヨッシ-)。」
大ざっぱな性格丸出しの私。

マイヅルソウ群落。花はまだつぼみ。

新緑が気持ち良い茅ヶ岳の森。向こうに見えるのが茅ヶ岳山頂。
途中でオキナグサの咲く秘密の場所に皆さんを連れて立ち寄る。予想通り、5月連休にほぼ満開だった花は終わって綿毛になっている。一輪だけ咲き残っている花を見ることができた。しかし、何かおかしい。もっとたくさん綿毛がついていて良いはずなのだが・・・良く見ると花のところだけ切られているようだ。考えられるのは、盗掘を防ぐために花を摘んだ、栽培のために種だけ摘んでいった、綿毛が既に吹き飛んだ、などだが、どうみても人為的に取られているようにしか見受けられない。だとしたら、残念なことだ。

綿毛になったオキナグサ

一輪だけ咲き残ったオキナグサ 周辺の花は綿毛がついておらず、摘み取られているように見受けられる。
花談義を楽しみつつ、約3時間で山頂に到着した。予想通り、山頂は人がいっぱい。なんとか全員の食事するスペースを確保して昼食となる。のぞむグループはこの先金ヶ岳を縦走して明野に下山するが、ヨッシ-隊は夕方からの行事の予定で茅ヶ岳まで、ここでお別れする。

大賑わいの茅ヶ岳山頂

彩雲が出たが、予想通りうまく写らない。

Twin Towerとともに記念撮影。今年3度目となる茅ヶ岳。

金峰山とミツバツツジ。私は初めて知りましたが、このあたりはトウゴクミツバツツジなのだそうです。おしべの本数が多く、葉が出てから花が咲きます。
のぞむグループを見送り、ヨッシ-隊3人も下山。今度は女岩に下りるほうの尾根を下るが、女岩側に曲がるところを真直ぐに進み、「通行不可」の看板のある廃道を下る。前回もこの道を下りているので迷うことはなく順調に下山。こちらのルート(廃道ですが)はあの混雑する茅ヶ岳」なのにまず人に遭うことは無く、静かに歩くことができる。

茅ヶ岳直下、富士山とトウゴクミツバツツジを写真に収めることができた。

廃道の尾根には絶好の金峰山展望所がある。

「通行不可」の看板

籔っぽい尾根道はトウゴクミツバツツジのドームのようになっている。

隣のピークにある祠。後ろが茅ヶ岳。

気持ちの良い新緑の森。このあたりから一部道が不明瞭。

大明神林道の伐採地の横を通って、無事林道到着。
一人山行が多い私にとって、このような花談義をしながらの山行は初めての経験で、たいへん楽しめた。私も花には詳しいほうと思っていたが、実際には知らないことのほうが多く、sanaeさんやsanpoさんの足元にも及ばないことが良くわかった。最近新たに3冊の植物図鑑を購入したので、また新たな気持ちで勉強し直したいと思う。足の速い、他のメンバーの人たちにはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない。またいつか、どこかの山でご一緒しましょう。
茅ヶ岳のオフ会でしたか!!なんとsanaeさんもですか!! ビックリしました!
参加したかったな~! 同じ日、私も山梨百名山に行ってましたよ!
「コイワザクラ」で検索していたら、ヨッシーさんにヒットしました。 私もそのうち、ご一緒させてくださいませ(笑)
研究熱心
探求心旺盛なのは、脱帽するしかないようです。
三名の植物談義は、さわやかな風に運ばれて
右の耳から左の耳に通り抜けていきました。。。
また、ヨッシー隊との合同訓練?
楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします♪
仕事柄、なかなか計画的に山に行けませんが、また合流できる日を楽しみにしています。
もう5回も歩いている茅ヶ岳ですが、ヨッシーさんのお陰で発見の連続でした。
こちらのレポは週末にとりかかります。
sanaeさんたちとは天気が許せば6月に再合流することとなりました。次は瑞牆山です。シャクナゲと秘密の花(といってもブログで公開してますが)を見に行きます。群馬からもう一組、花大好きな方がいらっしゃいます。
じゃー 追いつく訳無いですよね。
カヤから10分位下った分岐まで
追った?のですが。
諦めて、千本桜まで単独下山でした。
機会が有りましたら、又ご同行の程。
私たちの下りた廃道は途中不明瞭なところがあるものの、岩場やロープも無く林の中の歩きやすい道です。
またどこかの山で、富士山と星空の撮影でもしましょう。メジャーな新道峠は・・・避けたいです。