山野の道端や荒れ地あるいは湖の湖畔に生育する1 年草である。蔓性の寄生植物で黄色い針金状の茎で他の植物にからみつき、 寄生根を出して養分を吸い取る。花冠の長さ2㎜で5 裂し、花柱は 2 個ある。花弁は先端部が尖らず、開いても水平程度で反転しない。蒴果は球形で中央部の雌しべの部分が窪む。花期は 7 ~ 10 月。山梨県では東部富士五湖方面の湖畔に生育している。人里近くで見かけるものは少なく、ほとんどが良く似たアメリカネナシカズラである。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠA 類(CR)
マメダオシ 2022年8月 東部富士五湖地方で撮影
湖畔の草地に群生している姿が見られた。
つる性植物で葉が無く、他の植物にからみ付いて養分を吸い取る寄生植物である。
マメダオシの花
花は5裂し、花弁の先端部は尖らず、開いても水平程度で反転しない。
良く似たアメリカネナシカズラは花弁の先端部が尖り、反転するところが異なる。蒴果の中央部は窪まない。小さな花なのでマメダオシと区別するのはなかなか難しい。
アメリカネナシカズラ 2022年8月 北杜市で撮影。こちらのほうがシート状に密に花を付ける。
花弁の先端部は尖り、水平に開いて反転する。花弁には透明感が無い。
蒴果の中央部は窪まない。
➡その他の山梨県の絶滅危惧の植物
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ B 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧ⅠA 類(CR)
マメダオシ 2022年8月 東部富士五湖地方で撮影
湖畔の草地に群生している姿が見られた。
つる性植物で葉が無く、他の植物にからみ付いて養分を吸い取る寄生植物である。
マメダオシの花
花は5裂し、花弁の先端部は尖らず、開いても水平程度で反転しない。
良く似たアメリカネナシカズラは花弁の先端部が尖り、反転するところが異なる。蒴果の中央部は窪まない。小さな花なのでマメダオシと区別するのはなかなか難しい。
アメリカネナシカズラ 2022年8月 北杜市で撮影。こちらのほうがシート状に密に花を付ける。
花弁の先端部は尖り、水平に開いて反転する。花弁には透明感が無い。
蒴果の中央部は窪まない。
➡その他の山梨県の絶滅危惧の植物
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
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