西沢渓谷の崩落地に新しい橋が架かり、今年からいちばん奥にある七つ釜五段の滝に行けるようになったらしい。土・日曜日は混雑が予想されるので平日に訪れたかったのだが、平日休みだった昨日は雨のため行けず、本日の土曜日に行くことにした。訪問者が少なくなってくる時間を狙って午後11時に西沢渓谷駐車場に行くと、予想通りに駐車場は満車である。有料駐車場に車を止めて11時半に出発する。
上部から見下ろす三段の滝
豪快に流れ落ちる竜神の滝
貞泉の滝
陽が差し込む西沢渓谷の流れ。昨日の雨で少し増水している。
滝の脇に咲いていたモミジカラマツ
渓谷の脇に生えていたナルコスゲ
こちらはヒゴクサであろう。
これが新しく出来た頑丈な橋
橋の上からは七つ釜五段の滝が一望できる。
七つ釜五段の滝上部
お決まりの位置から撮影した七つ釜五段の滝
上から見下ろす七つ釜五段の滝上部
満開になっていたバイカウツギ
バイカウツギの花。ウツギに比べて花が大きく花弁が丸っこい。
スルガスゲはもう終わっていて雌小穂の果胞は脱落していた。
小さくて探しにくいがオオクボシダはそれなりに数がある。
オオクボシダ。葉に毛が生えている。
ヒメスギランは数が少なく、目を凝らさないとなかなか見つからない。
ヒメスギラン。先端部に無性芽が付いており中間部には貝殻状の胞子嚢が付いている。
見たかったチチブシラスゲは数がきわめて少ないうえに今年は千切れていて穂が出ていなかった。残念。
似ているがこちらはヒゴクサであろう。
これも見たかったアオホオズキ。気を付けながら歩いたつもりだがこの1株しか見つからず。
アオホオズキの花。細かい毛が生えている。
花の中には緑色の斑がある。
6時間半かけて滝と植物を見ながら散策したが、これだけの時間をかけてもまだ物足りなさがある。ヒメイワトラノオは少数見かけたが良い株が見当たらず、何よりもアオホオズキが1株しか見つからなかったのが残念だった。他にも変わった植物がたくさん眠っているかも知れない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます