山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

渓谷の岩壁に咲くセッコク  令和2年6月7日

2020年06月12日 | 渓谷
 前日の乾徳山登山で少しばかり足が張って膝が痛い。別の場所のクモイコザクラ観察を考えてはいたが元気に登れる気がしなかったので渓谷道の散策に出かける。昨年見たセッコクがそろそろ咲いているだろうし、新緑のシダもそろそろ大きくなっている頃だろう。駐車場に到着すると、10数台止まっていた車はほとんどが県外ナンバーだった。それでも、新緑の渓谷散策には良い時期なのに客足は激減である。山梨の観光産業も他所にもれず大打撃を受けていることだろう。


    新緑の覚円峰


    渓谷沿いに茂るヤシャゼンマイ


    青々と茂っているヤシャゼンマイ。胞子穂はもう枯れている。


    見上げる渓谷の岩壁


    こんな急峻な岩壁の隙間にセッコクが咲いている。


    570㎜望遠


    1,140㎜望遠。風で揺れるのと気温が上がって空気のよどみが出て鮮明には撮れない。

 1カ所目のセッコクは距離が遠いうえに風と空気のよどみでうまく撮れない。他の花やシダを見ながら別の場所を探してみる。


    岩の上に生えていたキリンソウ


    ヤマキケマン。昨年見つけた場所には今年は生えておらず、別の場所で発見。


    薄黄色の花と曲がりくねった剣のような鞘


    シノブとその向こうに・・・


    セッコク


    もう終わりかけている。


    岩壁の溝に生えていたセッコク


    さらに望遠


    大株もある。


    大株が並んでいる。風が吹いていて花が揺れてしまっている。


    ウツギ咲く渓谷


    渓谷の流れを見下ろす。


    ここにもセッコクが生えていた。


    新緑の滝

 渓谷に咲くセッコクは昨年以上に多くの花を見ることが出来たが、光が入りにくい渓谷の岩壁に加えて風が強くて花が揺れてしまい、満足できる撮影にはならなかった。もう花の見ごろの時期は過ぎてしまっており、また来年撮影に挑戦してみたいと思う。たくさん見たシダは別に掲載する。


    行きにコーヒーをいただき帰りに山菜ソバをいただいた樹光庵。手打ちのソバもおいしいが、昇仙峡の美味しい水から作ったコーヒーがおいしい。
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