ブログをしている方々との交流を広げてみました。若い人々のブログも少し読みました。今日はその中から「自分の国を大切にする心」に関する文章を転載します。書いた方の筆名は「ゆき」、自衛隊へ入隊した経験の持ち主です。
老人は、この頃の若者は自分の国を大切に思わないで、お金にしか興味が無いと言います。大学の昔の同級会へ出ると、しきりにそういった若者非難をする仲間がいます。あまり本気で言っている様子でもないのでニヤニヤして聞き流しています。そんな”憂国”の老人へ贈る文章です。
=========ゆき さんの文章の抜粋============
自分の叔父さんは元海軍の神風特攻隊の生き残りでした。特攻機で飛び立ち天候が悪く島へ不時着したそうです。そこで終戦になったそうです。
自分は叔父さんに特攻に行く前はどんな気持ちだったか聞いた事があります。叔父さんは 自分の家族を守る為に国の為 と言いました。当時18歳だったそうです。
・・・中略・・・
叔父さんは先に行った仲間を忘れない為に腕に海軍の刺青を入れていました
エンジン関係の上場企業に就職し最終的には部長までなります
何時も言われたそうです 夏なのに何故長袖着ているの?
叔父さんは何時もごまかしていたそうです。消そうと思ったら消せたけど死ぬまで消さなかった。
自分が航空自衛隊に入隊した時はパイロットになれると喜んでいました。しかし入ったからには命を捨てもこの国を守れとキツク言われました。
・・・略・・・叔父の葬儀では日本の国旗を棺にかけました・・・・・・
皆が出来る事は簡単です。「思いやりの心と愛国心」
学校は道徳の授業に一番力を入れるべきです。・・・・
自分も戦争を知らない。しかし18歳で国の為に亡くなった方がたくさんいる。
その屍の上に私達は生活している。この事を忘れてはいけない。馬鹿な僕でも解かります。
自分も実戦は経験が有りませんが、銃弾が飛び散る世界は想像がつきます。訓練だけはやりましたので、
自分が小学校の時、余り悪さするので、校長先生から、お前みたいにしてたら、
頭に鉄砲の弾があたるぞと殴られた事があります。
・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし 入隊二年目に帰省し偶然 寿司屋で制服姿で食べていたら校長先生がいました。
「ゆき君かい?」
自分を見て泣いていました。あの悪ガキが立派に国を守っているって頭をなでてくれました。
校長先生が褒めてくれました。
今のお年寄りのおかげで平和な社会があるのです。
この実際にあった60年前の話はフィクションでは無いのです。
私達は平和な社会を与えて貰った。
命がけで日本の為に尽くした方を忘れてはいけない。
そしてこの平和な国を次の世代に渡さないといけない。
皆が平和な日本を維持する事は簡単です。思いやりの心と愛国心を持つ事です。
私はこの事だけは何処の職場に行っても話します。若い方はここまでの事を教育されていないです。話したら皆真剣に聞いてくれます。
=============以下略=====================
この文章へ対して17人の若い人々から投書がありました。投書の内容も素晴らしいです。
是非、全部をお読み下さい、
http://fanblogs.jp/dryuki/archive/157/0#comments
ゆき様への感謝とお詫び:
転載させて頂きましたことに衷心より感謝します。また一部省略したことをお詫び申し上げます。(終わり)