後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

技術者達の狭い視野

2008年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

横浜駅ビルのあるレストランで大学のクラス会がありました。30人のクラスで、東京近辺在住の10名位が4ケ月毎に昼食会をしています。ある国立大学の工学部を卒業して、重厚長大の会社で一生技術者として働いてきた人々です。全員、1958年卒業と同時に八幡製鉄、富士製鉄、日本鋼管、三菱重工、石川島重工、日本製鋼所、などへ入社しました。定年後、暇になって絵を描いたり、水泳へ通ったり、読書をしたりしています。外国へ蝶々の採集へ行っている人もいます。

この会合で皆が実感を込めて反省の弁を述べていました。

「自分たちは狭い視野でのみ技術のことを考えてきた!」、

「つき合う人が同じ会社の技術者だけで、雑談でも技術のことしか話さなかった」、

「世間には色々な人が居て、考え方が皆違うということが最近になってようやく理解できた」、

「日本の歴史のことはほとんど何も知らなかった」

そして、このブログを毎日欠かさず読んでくれる人が居て、言っていました。

「ブログを広く読んでいると、実に種々の考え方や、生活の仕方があるものだと分かります」

小生も全く同意見で、ブログを始めてみて、世間の広さ、多種多様な生き方があることに感動しています。

技術者は視野が狭く、自分の専門の技術にしか興味を持ちません。現在もあまり変わりは無いようです。ブログには現れない珍しい人間達なので、ご紹介してみました。面白くない話とは思いましたが。(終わり)


湖の男の隠れ家の夏季休業

2008年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

006_2 この写真は「男の隠れ家」から外の社会を覗いたところです。

なにやら忙しそうに行き来する人々が見えます。何時もこうしてコーヒーを淹れるのです。でも昨日は猛暑。キャビンがサウナのようです。コーヒーどころではありません。

男の隠れ家を秋風の吹き始める季節まで夏季休業することにしました。

007_2 休業まえの最後のクルージングへ出ました。

このような風景もしばしお別れです。

032_2 甲板、屋根などに洗剤をかけてデッキブラシで洗い流しました。

キャビン内部も整理整頓し、雑巾がけもしました。

これは前部の寝室の夜具をかたづけた後の様子です。

004_2 メイン・キャビンも整理し、流しやコンロも拭き掃除をしました。

それにしても70歳までは夏こそセイリングの季節と足繁く通いました。 昨年、71歳からは夏季休業をすることにしました。何事も年相応に無理をせず楽しむことが重要です。

撮影日時:7月14日、撮影場所:茨城県土浦港にて(終わり)