後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

キリスト教の礼拝・ミサへご案内します

2008年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

014

005 006 010 016_2 019_2

我々は時々お寺へ行きます。お葬式や法事です。神社にも行きます。元日や、七五三のお祝いの時に。神式の結婚式へも出ます。

仏教や神道のことは、なんとなく理解しています。しかしキリスト教のことを理解している人は案外少ないと思います。本をいろいろ読んでも理解しにくいものです。

そこで今日は簡単に理解する方法をご紹介します。

それは日曜日の礼拝へ出席することです。。

教会の礼拝では、信者でなくても歓迎されます。見学のために気軽に入り、後ろの席から観察するのです。

キリスト信者になりませんか?などと話しかける人は居ません。面倒くさい会話は一切ありません。見て帰ってくるだけです。信教の自由をおかすような人々は居ません。

一番上の大きな写真はミサの最中の様子です。カトリックでは礼拝のことをミサと言います。プロテスタントでは礼拝、祈祷会、集会などと言います。

見学に行くためには、礼拝のある時間を調べます。下、左端の写真のように、教会の外にある看板に必ず書いてあります。

ミサを見学するときは、その右の写真のような受付の人の前で軽く会釈して、渡してくれる紙を、黙って、受け取り、入ります。

初めて来ました、などと言うと色々説明してくれる恐れがあります。一切無言が無難です。入り口はスウーッと入り、見学に良い席につきます。特に礼拝の次第は表示してませんが、唄う賛美歌の番号は、次の写真のように祭壇の左上に書いてあります。

あとは皆と合わせて、立ったり、座ったりして見学します。賛美歌は鼻歌で楽しみましょう。(形だけでも行動を合わせておくと、奇異の目で見られません)

ミサの間に献金を入れる籠や袋が回ってきますが、教会は入場無料が原則なので何もいれずに、隣の人へパスします。

礼拝の内容を大まかに書きますと。賛美歌に始まり、 1、旧約聖書、新約聖書の朗読、2、牧師か神父の説教、3、信仰宣言、4、お祈り、5、終わりの賛美歌です。

ところがカトリックではもう一つ重要な儀式が入ります。キリストの肉体を意味する聖餅を神父が一人一人へ渡す儀式です。下列、右端の写真の行列は聖餅を受け取る人々です。見学に行った場合はこの儀式はパスして、ただ座って見ています。

ミサは長くても1時間で終了します。

聖餅は水で練った小麦粉を小さな煎餅のように焼いたものです。

この儀式はかなり神秘的雰囲気で、プロテスタントの礼拝には無いものです。この聖餅の意義はいつかまたご説明します。

最後に、スウェーデンのストックホルム市での1972年の経験を書きます。それはプロテスタントとカトリックとスウェーデン国教の信者、誰でも出席できる礼拝のことです。

観光客のための礼拝のようで、キリスト信者なら宗派に関係なく参加出来ます。聖餅を配る部分ではカトリック信者だけが祭壇の側へ行きます。出席者の3割位だけでしたが。

このように宗派に拘らない考えこそ、イエス様が一番喜んでくれるに違いないと感動しました。 35年も前の思い出ですが。(終わり)

写真撮影:カトリック小金井教会,撮影日時:7「月13日午前10から11時


ありふれた名前ですが、野川をご紹介します

2008年07月13日 | 写真

035

031 030 029 027 026

024 022 021 019 018

017 016 015 013 012

何処にでもありそうな名前の川ですが、ここでご紹介する野川は東京の西郊を流れ多摩川へ注ぐ小さな川です。武蔵国分寺裏の泉やお鷹の道に沿ったいくつかの泉、そして日立製作所中央研究所の森の中の泉などの清い水を集め、国分寺市、小金井市、調布市、世田谷区を通って多摩川へ注いでいます。

上の写真は武蔵野公園の中の野川の風景です。両岸には、幼児が水遊び出来るように、階段がついています。近所の保育院や幼稚園の幼児が遠足に行きます。子供連の家族や老人にも人気があります。

シベリアへ帰るのを止めた鴨類が一年中住み着いています。以前は下水が混じっていましたが、下水道の完備で清流になりました。JR中央線、武蔵小金井駅から下り坂をおりて、1.8kmです。是非一度ハイキングにお出で下さい。(終わり)

撮影日時:7月12日午前10時頃、撮影場所:小金井市南部、都立武蔵野公園内