(左は鬼家山荘で右は筆者の「山林の中の小屋」。夏の樹木に囲まれた様子)
このグログの指導者の鬼家雅雄さんが最近以下の記事をご自分のブログで発表されています。まずご一読下さい。
=========鬼家さんの記事============
私は横浜生まれの横浜育ちですが、自然に憧れて30年前に土地を買い自分で小さな家を建てました。
皆さんの中にも、定年後は田舎に土地を買い、家を建てて畑で野菜を作り、
・・・自然の中で楽しい生活を夢見ている方もいると思います。
しかし最近田舎暮らしを止めて、近所から引越して行った夫婦が3組居ます。彼らも自然に憧れ、夢を持って、この田舎に来たのだと思います。
でも、現実はそれほど甘くはありません。夫婦が健康なうちは良いのですがどちらかが病気になると最悪です。
特に、自動車の運転できる方が病気になると、田舎では生活できなくなります。
そして、夢をみた田舎暮らしも数年後には撤退することになりかねません。
定年後、田舎に住むことの難しさを見せ付けられている近頃です。
また、住みにくいこともあります。住民が老人ばかりの田舎に越してきますと、健康保険税、介護保険料など都会と違いましたもの凄く高くてびっくりします。
一人暮らしの老人についても、市は台帳の上では把握していましても、何処に住んでいるのかまでは把握していないようです。
私も後何ヵ月後に70歳になりますが、多分70歳になっても福祉関係の方は訪ねてこないと思います。
地震、台風などの災害時にも北杜市は何もしてくれないでしょうね。
閉局したアマチュア無線局の再開も考えています。
====前文を省略し、語句を少し変えました。すみません=======
小生も鬼家さんの山荘より奥の山林の中に小屋を持っていて時々泊まりにゆきます。生活の厳しさが想像以上です。何時も2泊、3泊で、大げさに言えば、命からがら逃げ帰ってきます。
小屋に着いたあと数時間は自然の美しさ、清流の眺めで感動しますが、一夜明けるとなにか疲れがたまります。電気はあるのですが、夏の樹木に囲まれていると漆黒の夜が怖いのです。隣の鬼家山荘までは真っ暗な林の中を数百メートルも手探りで行かねばなりません。
そのような所に独りでゆうゆうと定住している鬼家雅雄さんの勇気と明るさに感心しています。
田舎暮らしを計画中の方々は慎重にしましょう。一般的には田舎暮らしの雑誌や本を読んで楽しむだけがお勧めです。(終わり)