後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

高幡不動と弘法大師

2008年07月19日 | 写真

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東京都日野市にある高幡不動は平安初期、慈覚大師円仁によって造られました。近隣の信仰あつい人々がいつも参詣する、親しみやすいお寺です。今回は裏山の高幡城本丸跡と、山中にある88ケ所の弘法大師像をご案内したいと思います。

上の大きな写真は、高幡城の本丸跡からの風景です。そこから弘法大師の石像へお参りしながら下りましょう。お遍路さんになった気分で。

88ケ所全てでなく、お気の向くままに。中腹の樹間から、五重塔の眺めも楽しめます。麓にある88番目の側には大師堂があり、弘法大師の慈悲深そうなお顔をゆっくり拝めます。

道順としては、広い無料駐車場へ車を止め、まず本堂にお参りします。横のおみくじ売り場入り口に、「般若心経」を印刷した紙があり、「ご自由にどうぞ」と書いてあります。

それから左手の五重塔の裏から、ゆっくり高幡城跡の頂上まで登ります。ミンミン蝉が鳴き、鶯が上手に唄っています。もちろん、登りながら大師さまの石像をお参りしても良いです。般若心経を小さく口ずさみながら。

観自在菩薩 行深 般若波羅蜜多 時照見五 うん皆空度 一切苦厄 舎利子、

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色、 受想行識 亦復如是 シャーリーシー。、、、、、、、、後は紙の般若心経を読みましょう。

「般若心経」はお釈迦様が弟子の舎利子へ語りかけながら、仏教のエッセンスを説明したものです。漢文で書いてありますので、意味が少し理解出来ます。

解説本がいろいろ出版されています。仏教の全て宗派で読まれるお釈迦様の言葉です。高幡不動の裏山で読むと、なにか心にしみます。(終わり)

撮影場所:東京都日野市、高幡不動にて、撮影日時:7月18日午後1時頃