後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

中古ヨットの買い方、改訂版(4)帆走目的か男の隠れ家に使うか?

2008年10月07日 | うんちく・小ネタ

キャビンのついた中古ヨットを買うことを想像して頂きたい。何故買うのでしょうか?使用目的は何でしょうか?実際に買わないでも想像して楽しんで見ましょう。

(1)男の隠れ家として使用することを想定する

ヨットやモーターボートのキャビンを「男の隠れ家」にしている人々が意外に多い。船を沖に出さないで、キャビンの中で男が独りで長時間、何やら楽しそうに仕事をしている。夕方から夜にかけて波に揺れるヨットのデッキでビールを独り飲む時間は至福の時。

岸壁には誰も居ない。街灯も無いので月や星が鮮明に見える。

夜が更ければキャビンに入り、スコッチへ切り替える。キャンドルの光では読書も出来ないのでクラシック音楽を聞いて時を過ごす。

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(2)昼間だけの帆走を楽しむために買う

昼間だけゆっくり巡航し、風でヨットを悠然と走らせることを楽しむ。夜はキャビンで静かに隠れ家として楽しむ。

以上のような「隠れ家」を使用目的で中古ヨットを買う場合にはキャビンの内部が木造で炊事道具や戸棚が完備していることが重要になります。

昼間の帆走を主な目的に購入する場合には帆走に必要な部品は揃っていて、即港出来ることが重要ですね。詳しくはフォトアルバム「中古ヨットの見分け方の写真集」にチェックすべき項目や備品が説明してあります。ご参照ください。

以下にキャビン内部の写真2枚と、主帆だけを上げてゆっくり港内を走っている写真を掲載しました。

キャビンは冬でもすぐに暖房が効き快適です。雨や雪で出港出来ないときは快適な小部屋として小さな別荘のように使えます。泊まることも自由です。中古ヨットを買う場合には、始めからキャビンの内装の良いものを選びましょう。(続く)

尚、中古ヨットの買い方、改訂版(1)は2008年9月1日から始まっています。