後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

10年後の日本(1)新しい趣味への考え方

2008年10月16日 | うんちく・小ネタ

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この写真のような白帆を漠然と見ていると、これからの日本はどのように変わるのだろうか?変わらないものは何か有るのだろうか?

未来のことは想像もつかいと言う人々が多い。しかし、5年後から10年後の社会の変化や、家庭生活の変化を考えることは出来るような気がする。生活をとりまく社会が変化すれば趣味も変わる。

日本の高齢化が進めば若者の負担が増え、老後の生活も現在より苦しくなるとマスコミが伝えている。でも本当だろうか?

仕事をしない老人が増えれば、現在より多様な趣味の世界が広がる。趣味の重要性が増す。自然に若者の世界にも老人とは違う新しい趣味の世界が広がる。

人生で結婚や子育てが重要だと思う人々が少なくなりつつある。そのことの善悪を考えるのは無駄なこと。ある現象が起きるには複雑な原因が有るものだ。

あるいは一生ある会社で働いて、その会社へ忠誠を誓うことが重要という考えが弱くなっている。

このように個人の生活を縛ってきた観念が消えつつある。その結果、個人が生活の仕方を自分で考える時代へ変って行く。

束縛がなくなれば個人的な趣味が重要になる。

旅行の趣味も新しい展開が想像できる。例えば北朝鮮が開放経済体制へ移行するとする。東京から下関、釜山、ソウル、北朝鮮、北京などを経由して上海まで、快適な車両の高速列車の旅が出来るようになるだろう。さらに南下してベトナムのハノイやホーチーミン市まで列車の旅が出来るだろう。各地の良質なホテルへ泊まりながらローカル文化を楽しみながらユッタリと旅をする。これはある程度現在でも出来るだろう。北朝鮮を省略すれば。

これから数回にわたって、近い将来、趣味の世界がどのように変るかというテーマで書いて行きたいと思う。(続く)