後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

ネット社会の自由と平等性に乾杯!

2009年11月02日 | 日記・エッセイ・コラム

ネット社会では年齢、性別、職業に関係なく全ての人々が平等で自由にお付き合いが出来ます。私の憧れの人々へも気楽に声をかけ、友人になることが出来ます。

実社会では絶対にお会い出来ないような方々がネット社会には沢山住んでいて、コメントやメッセージの交換が即座にできます。

最近、プロの画家の村田 旭さんと三輪 修さんの素晴らしい絵画をこのブログでご紹介しました。また作品を天皇陛下へ献上するような尾張裕峰さんという陶芸家の作品の写真も紹介しました。

他の人々のブログやSNSの日記や写真を広く見まわして感動した藝術家へ気軽にメッセージやコメントを送ります。相手と心と心の交流が出来れば、先方の芸術作品の写真をこのブログへ掲載できます。

以前からこのような方法で、アメリカに住んでいる陶芸家・音楽家のAmadeusさんの繊細、優美な陶芸作品をご紹介しました。また南フランスに住んでいるパテシエのParismidoriさんの美しいフランス菓子の写真をご紹介しました。バンコックにお住まいのHikarunoさんの蒐集したアジアの手織り布と草木染めの美しい布もご紹介してきました。

この交流の仕方は「推薦したい他の方のブログ」の欄にある、ちひろさん、と、玲さんの感性豊かな写真の「ご紹介のお願い」をして覚えた方法です。そしてmikaさんの朗読の「ご紹介の交渉の過程」で自信を持つことが出来ました。

この方法で実に色々な方々の写真や絵画・イラスト、そしてミステリー小説などをこのブログでご紹介してきました。

これらは全て「ネット社会の自由と平等性」のお陰です。気楽に、そして何よりも楽しみながらして来たことです。ネット社会では相手が偉いとか偉くないとか、金持ちか貧乏か、高齢者か若者か、などは一切考えないで平等に、しかし礼儀正しくコメントやメッセージを交換すると誰とでもお付き合いが出来るのです。

皆様は「ネット社会の自由と平等性」を十分楽しんでいらっしゃいますでしょうか?

ネット社会の自由と平等性に乾杯!


ネット上の友人の陶芸家、尾張裕峯さんをご紹介致します。

2009年11月02日 | うんちく・小ネタ

ネットの上ではどんなに偉い方々でも平等です。気軽に友人になれます。

ハンドルネーム、yuyuさんは趣味人倶楽部で友人になりました。後で知った事ですが作品を天皇陛下へ献上したこともある超一流の陶芸家でした。先日、私のブログで作品の写真をご紹介したいので3点ほどお送り下さいと、お願いしました。

早速、以下の3点の写真を解説付きでお送り頂きました。感謝しながら、皆様へご紹介いたします。

======尾張裕峯さんからのメール===========

藤山杜人様
先日お話いただいた小生の作品の件3点ほど選考いたしましたのでお送りいたします。
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最初に「染付水指」です。フランスのサロンにて受賞作品です。片身変わりの文様で、半分が祥瑞文様、半分が抽象模様です。審査員が審査を終えてから、わざわざこの作品を選びに戻ったという説明を、同じ審査員のル・サロン名誉会長のザッキ・ジャン・マリ氏が日本へおいでの折に説明してくださいました。
抽象模様があちらでは受けたのかもしれません。

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次は染付けの中の所謂「祥瑞」文様作品「祥瑞手香炉」です。この文様は中国の古人、呉祥瑞が好んで使った文様だといわれています。
私たちは「祥瑞」といいますと彼の作品を呼びます。私が似た文様の作品を作った場合は、祥瑞手と呼んでいます。
家内の80才の祝いをしたときに、私が贈った三寸ほどの小型な作品です。

以前、天皇陛下に伝献上したのが染付け香炉でしたので、私の作品の中の最も人気のある作品です。

Ufnblqtenrtuf7j9ka5ipse731000001 次が、古典に飽きて、作った新作の花入れです。

「モダン花器」でも呼んでいただければ結構です。板起し技法で作った単純な形です。

直立では面白くないので、やや、前かがみにしたのが特徴でしょうか。

尚、将来の作品発表の場ですが、個展を10年以上も休んで、当市の美術協会の役員だけの「新春代表作家展」でガラスケースに2点、会期は来春1月7日より、春日井市文化フォーラムで、日本芸術協会展は来年3月、とこの予定が入っております。

こんなことでお役に立つでしょうか、よろしくお願い申し上げます。

                   尾張裕峯拝

               =============

尾張裕峯さんは日本藝術協会(http://yuhoh.hp.infoseek.co.jp)を長年主宰されてきました。

最後に略歴を付して終わりとします

==========尾張裕峯さんの略歴============

1934年   福島県郡山市に生まれる。
1957年   早稲田大学(政治経済学部)を経て海運会社勤務十年で独立。
1975年   事業の傍ら名古屋市中村区名駅南の自宅に開窯。 
1988年  作陶20周年記念旧号雄峯を尾張裕峯に改める
1990年  ニュヨークジャパン大賞受賞
1995年  台北 淡江大学客員教授に招聘さる。  会員数減少の新日本美術院と国際的な美展を合併させて、  一流団体に育てる
1997年  新日本美術院理事長に就任、  全米大学総長会議よりUSアカディミー大賞受賞
       ユネスコより世界平和アカディミー受賞、 第29回新院展総合運営本部長
1998年 天皇陛下に染付香炉を伝献上(作陶30年記念) 第30回新院展総合副審査委員長
1999年  熱田神宮、真清田神社、多賀大社、津島神社、椿大社に茶碗奉納、国際親善美    術大賞展にてフランス芸術家協会名誉会長ザッキ氏と共に 国際功労賞受賞
         国際美術院、国際芸術院設立双方の理事長に就任
2000年  日本芸術協会設立代表に就任、  日仏世界展、ドローイングデッサン展開催
       パリ国際サロンにてユニベールデザール賞受賞
2001年  岡崎西武百貨店プラチナサロンに於いてル・サロン名誉会長ポール・
            アンビーユ氏と三人展開催
2002年  イオン岡崎ショッピングセンターにて日本芸術協会展を開催
2006年 9月20日より24日まで2006年日本芸術協会展開催。以下省略。

詳しくはhttp://yuhoh.hp.infoseek.co.jpをご覧ください。


村田 旭さんの少し鮮明な絵画2点を追加します。

2009年11月02日 | インポート

先程の絵画はあまりにも不鮮明でしたので、もう少し良い写真を2点追加します。このブログの5月26日に掲載したもので、「コスモスの咲く」と、「黒のベルベットチョーカー」いう題です。さらにこのブログの5月13日には村田さんの傑作3点が大きく掲載されています。 お楽しみ下さい。

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福島県、郡山に輝く画家ー村田 旭の美の世界ー 

2009年11月02日 | 日記・エッセイ・コラム

私のネット上の友人で心から尊敬している画家がいます。福島県に住んでいて、「夢舎」というビルを建てアトリエに使い、また郡山の人々へ絵画制作の指導をしています。

絵筆一本で人生を渡っている、その生き方を尊敬しています。世界中何処に行っても通用する普遍的な美しい絵画を制作する才能をお持ちです。しかも素朴で、謙虚な性格です。おのずと私の頭が下がります。

10月31日のこのブログに「芸術家の創作意識を理解するための5つの質問」という記事を掲載しました。その5つの質問に即刻、真摯な答えを送ってくれました。

その中から1番目と5番目の質問へ対するお答えを示します。間の2,3,4、の質問はすべきでありませんでした。私の芸術にたいする間違った理解のお陰で作った無意味な質問でしたので、省略します。

村田 旭さんから頂いたお答えを示します:
私などが出る幕は無いかと思いましたが、いつも藤山さんには取り上げて頂いているのでお答えにかなっているかどうかわかりませんが、私の想いを書いてみます
1)素人に分かりやすく貴方のお仕事の内容をご説明ください。

年に23回の個展を開催、依頼を受けた絵画の制作、これが生業の60%です。
 その他は、デザインと言えるかどうか、老舗菓子屋のパッケージング、絵画教室等々

 で40%です。お陰様でどうにか飯が食べられます。

5)貴方の芸術活動の一般的な人々にとっての価値とはどういう価値でしょうか?

私は人ぞれぞれに生まれてきた意味(価値)、生きている意味が同様にあり、たまたま少しばかり絵が描けるというささやかな力を神様が与えて下さったのです。それが少しでも意味(価値)を持つことになるよう私も日々自問しております。  
  私の制作が観る人の心のひだ一枚一枚に入り込み染み入り本来の感性の気づきをもたらす事ができたとしたら。それが今目標とするところです。
上手にお答え出来ずに申し訳ありません。きっとあまり難しい事は考えていないのです。
ただ、「良かったよ!」という一言を励みに今日も描いています。(終わり)

以上のようなお気持で描いている絵画が村田さんのブログに多数掲載してあります。(夢舎:http://www.k5.dion.ne.jp/~vasenoir/ )。尚、vasenoir は村田 旭さんのネット上のハンドルネームです。

その中から数枚をご紹介致します。村田 旭の美の世界の片鱗をお楽しみ頂ければ大変嬉しく思います。

絵画の題目は左上から右へ、そして下段へと順に、「パリの花屋」、「オリーブの木の下で」、「愁光」、「リハーサルの後で」です。(不鮮明な掲載になってしまったことをお詫び申し上げます。やはり原画を拝見したいと強く思います。)

最後に郡山市の10階建ての、うすい百貨店での個展の案内状をしめします。なお村田さんは東京の銀座でも何度か個展を開催し好評を博しています。

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