昨日、「ブログへ夫婦のことを書く時は独身の人々の事を考えながら書く」という記事を掲載しました。それへ対して色々貴重なコメントを頂き、有難いと思います。
私の舌足らずの書き方で誤解を招いた部分がありましたので、補足的な一文をお送りします。
独身の人々の事を考えて書く、その目的は2つであります。そのような方々へ不快感を与えないように注意深く書くのが一つの目的です。実はもう一つ重要な目的が有ったのです。それは独身生活と夫婦生活の両方を比較しながら書くと、それぞれに対して客観的な評価が書けるという理由があるからです。
私の掲載する全ての記事では優劣を論じません。それは記事を読んで下さった皆様のお仕事です。
よろず物事や思想や宗教は比較して書くと理解し易いのです。より客観的に書けるのです。
しかし,比較出来ないものを無理に比較することは全く無意味であり、読む人を惑わすだけです。
例えばキリスト教の日本正教会と仏教の日蓮宗を比較することは無意味です。
それでは独身生活と夫婦生活の比較は無意味でしょうか?これは重要な意味を持っています。しかしどの指標を使うか?その条件を設定する必要があるのです。その考察は明日以降の記事で掲載致したいと思います。
いきなり話が飛びますが、水が凍る温度と沸騰する温度はどちらが高いでしょうか?
賢明な皆様は沸騰する温度のほうが高いと即座に答えるでしょう。ところが凍る温度を0度と決め、沸騰する温度を100度と決めたのが科学の進歩の第一歩なのです。
比較した結果を定量的に数字で表す。これが科学の第一歩です。
独身生活の点数は何点ですか?夫婦生活の点数は何点ですか?全く無意味な議論ですね。比較は出来るが定量的な評価が全く無意味なものを取り扱うのが文系の分野なのです。理系の分野では定量的に評価します。その結果を数字で表します。
独身生活が良いか?夫婦生活が良いか?という問題は決定的に文系の分野です。それは科学的問題ではありません。(続く)