後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

女性の素晴らしさ、観音様、マリア様

2009年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム

幸い老境まで生き長らえることが出来ました。この一生を振り返り色々想うことが多い毎日です。その中で何時も不思議にう思うことは「女性の無限の優しさと素晴らしさ」です。特に老齢に入ると外で会う、見知らない若い女性が親切に、優しく接してくれます。男性だけに優しいのかと思うと、家内も同じ意見です。デパートの若い売り子がとても親切にしてくれると言います。そこで長い一生の間に観察してきた女性という存在を考えると、「素晴らしい存在だ!」という結論に至ります。母性愛のことは言うまでも有りませんが、女性は愛の力で何でも解決してしまいます。

勿論、女性特有の「どうしようもない悪さ」や「論理無視の直感的行動の弊害」に困らされたことは皆様もご同様と思います。

しかし、深く考えて見ると女性の素晴らしさ、優しさ、愛する力などには神秘的な驚きを禁じ得ません。人類の悠久の歴史の中で何時の世にも女神が存在して来ました。

宗教が原始宗教から高等宗教に変わっても女性の神秘的な力が信仰の対象になっています。

佛教では観音菩薩さまです。観音様は男性でも女性でも有りませんが、女性の優しさ、慈悲の心がみなぎった仏像として信仰されて来ました。巨大な観音像が全国にあります。素朴な人々は観音様を女性と思って信仰しています。それで良いのです。実際、山林の中の小屋へ行くとき必ず見る「韮崎の大観音さま」の胸には女性としての突起がついています。我が家では「オッパイ観音さま」と呼んで、子供が小さい頃から親しんできました。

ひるがえって、キリスト教でも観音様の役割に近いことをしてくれるのがマリア様です。イエス様の母親です。カトリックでは現生ご利益を神に祈ってはいけません。

ただ一つ良いのは、「日ごとの糧」を今日もお与え下さい、という祈りだけです。

日ごとの糧以上のもの、金持ちになることや、偉くなって権力を持つことは神に祈ってはいけないのです。病気が治るようにとか、家内安全、家族の健康も厳密には神に祈ってはいけません。それはマリア様へお願いしてとりなして頂く種類のことなのです。

この点はカトリックとロシア正教や日本正教会でも同じようです。

しかしプロテスタンの諸宗派ではマリア様の特別な役割を認めていません。ですからマリア様の絵画や像があまり飾って有りません。それが飾ってあったらカトリックやロシア正教やコプト教のようなキリスト教の旧教一派と考えてあまり大きな間違いが有りません。

プロテスタントでは家族の健康や家内安全は直接イエス様へお願いし、お祈りします。しかし立身出世や金持ちになることや権力者になることを神に祈ってはいけないのです。その祈りは俗っぽすぎるようです。

最後に、Francescoさんの、フランンス・カトリックの長女:http://blogs.yahoo.co.jp/mouffetard_2005 から、転載許可を頂きましたのでマリア様の絵画をお送りいたします。

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さしてクリスマスも近いので、美しい歌声もお送り致します。

カトリック信仰の源泉http://blogs.yahoo.co.jp/sacerdosaeternus/37808942.html をクリックすると美しい歌声が聞こえます。

尚、此処にご紹介しました2つのブログは、Yahoo JapanのIDとパスワードが有れば全てのページがご覧になれます。ご自分のIDとパシワードをご用意下さい。女性の素晴らしさは次の記事、「神津島の女神、おたあジュリア」へと続きます。(続く)


多摩御陵の喬木の紅葉

2009年11月26日 | 写真

多摩御陵には大正天皇、皇后と昭和天皇、皇后の4基の巨大な円形墳墓があります。

参道には大きなケヤキが亭亭と聳えています。広い駐車場もあり、暇な時の散策場所として良く行きます。下の写真は昨日のお昼すぎに撮りました。

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数学で抽象画を描た作品の例

2009年11月26日 | うんちく・小ネタ

ブログを書いているといろいろな方からコメントが来ます。そこでその方のブログを見ます。すると想像もしていなかった内容のブログを見て吃驚することがあります。

先日もShaman Johnnyさんという方からコメントを頂きましたので、彼のブログ(http://ameblo.jp/johnny-shaman/)を見ました。今まで見たことの無い抽象画が沢山掲載してあります。メールを送り転載の許しを得ました。フランスの数学者が発明した幾何学の数式を使い、コンピューターの助けで描く抽象画です。

Shaman Johnnyさんの描いた抽象画を3点ご紹介いたします。数学に自信のある方はフラクタルという言葉を検索するとその方法が色々説明してあります。
抽象画ですから何を感ずるかは見る人の自由です。私は何か音楽的な響きを感じました。音楽に数学的な要素が含まれているからでしょうか?お楽しみ頂ければ嬉しいです。

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クリスマスやお正月を楽しむ企画の色々

2009年11月26日 | うんちく・小ネタ

今日は11月の26日です。月日が飛ぶように早く過ぎ去り、もう来週の火曜日から師走に入ります。お世話になった方々へお歳暮を送ったり、年賀状を書いたり忙しい日々が続きます。しかしその先には楽しいクリスマスやお正月の季節が待っています。この季節は家族で楽しい企画を色々話し合い、その幾つかを実行します。海外旅行へ行くとか、東北地方の温泉に1週間くらいゆっくり逗留するとか話します。でも実行しません。ただ話をして楽しむだけです。実行もしない夢のような企画でも話し合っただけで楽しいものです。暮れの30日は大掃除、31日は御節料理作り、元旦は自宅で過ごすということが我が家の習慣です。この3日以外は自由な企画が可能です。そこで企画の数例を書いて見ます。条件は2泊以上の旅はしない。経済的に大きな負担にならないようにする。この二つです。

(1)クリスマスの楽しみ方

いつもは使わないオーブンで鶏の丸焼きを作ります。コツは皮を10ケ所くらい小さく切り、ニンニクと塩を詰め込みます。お腹に入れる詰め物はタマネギと鶏レバーを刻んで炒め、濃い味で仕上げます。それをパン粉と混ぜて鶏のお腹に詰め込みます。用意が出来たらあとはオーブンで40分位焼き上げるだけです。

早めの夕食を済ませ、クリスマスの夜のミサへ行きます。

(2)25日は平凡ながら丸い大きなケーキを切って食べます。しかし家で食べないでヨットへ持って行って、キャビンの中で紅茶を淹れて食べます。寒い冬なのでセイリングはしません。エンジンで広い湖を一回りして帰ってきます。

(3)26日から29日までは小さな旅行をします。今年は伊豆の稲取へ一泊旅行を計画しています。キンメダイを食べに行きます。車で往復し、宿泊は共済組合の保養所なので出費はそれほどかかりません。尾頭付きの少し大きめのキンメダイを買って持ち帰り、お正月の料理に使います。

(4)若い時は暮に第9の交響曲などを聴きに行きましたが、高齢になり億劫になりました。今年は幸いにも、世界的に活躍しているオペラ歌手が近所の教会へ来て聴かせてくれます。入場券も既に購入済みです。

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(5)27日頃、山梨の山林の中の小屋へ日帰りで行きます。今年の新企画は小屋で初めて電気釜を使いご飯を焚く実験をすることです。せっかくの新しい試みなので単なる白いご飯ではなく鶏ご飯にします。鶏肉、ゴボウ、シイタケ、ニンジンを刻み濃い味で煮て持って行きます。ご飯が出来たら混ぜるのです。鶏ご飯を丼に盛り、上に卵焼き、サヤエンドウ、紅ショウガ、刻み海苔をかけて出来上がりです。これを友人の山荘へ届けます。

(6)31日には、お節料理は家内が作ります。私は稲取から持ち帰り冷凍にして保存しておいた大ぶりのキンメダイの丸揚げをします。2度揚げして小骨や頭も柔らかくします。上から甘酢餡をかけて、元旦に供します。昔は鯉の丸揚げ甘酢餡かけを作りましたが、最近は尾頭付きの鯉が手に入らなくなってしまいました。

毎年、家内と話すことがあります。クリスマスとお正月に病院に居て自宅で過ごせない人々を思いやります。そして仕事のためお正月に自宅に居れない人々に感謝します。特に消防署や救急隊の人々へは深く感謝します。

さて皆様はどのような楽しい企画をされますでしょうか?

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。藤山杜人