キノコの栽培を少しでもしてみると、キノコの不思議さに魅了されてしまいます。
私の山小屋の近所の鬼家(オニイエ)さんは色々なキノコを栽培しています。キノコを自然の雑木林の中で育てています。クリタケやナメコやマイタケは原木を土に半分埋めて落ち葉を掛けておきます。ですから自然林の雑木林の中にキノコが成長しているように見えます。
雑木のたたずまいとキノコの様子が調和して不思議な、静かな空間を作っています。何度も見に行きました。何故か心の休まる光景です。
時々は採らせて貰います。自分で採ってみるとキノコのヌルヌルした手触りが心地良く感じるのです。完全に自然林のなかで自分が発見したことを想像すると心が躍ります。鬼家さんによるとキノコの栽培は不思議な現象だそうです。雨の多い年、暑い年、などと気候の微妙な変化で多く出る時もあるし、少しの時もあるそうです。自然の営みの不思議さを感じるそうです。
下にそんな雑木林の下に育ったナメコ、マイタケ、そしてクリタケの写真を順に示します。
一方、シイタケだけはキノコ菌を埋め込んだクヌギの原木を日陰に立てて栽培します。下の写真は昨年、鬼家さんから頂いて来た6本のクヌギの原木を庭の日陰に立ててある様子です。右の写真は今年の4月に出てきた大きなシイタケの写真です。直径が25cmもありました。秋には沢山出てくると楽しみにしていましたが1個も出て来ません。不思議です。鬼家さんに聞きましたがやはり不作だったそうです。
上の2枚の写真は自分が撮ったものですが、始めの3枚は鬼家さんのHPの中の雑記帳から転載しました。その雑記帳にはキノコ栽培の方法が詳しく書いてありますのでご参照下さい。(http://ihcuik69.web.fc2.com/)
キノコ栽培のご経験をお持ちの方々からのご意見やご感想を頂ければ嬉しく思います。(続く)