このブログの11月4日と6日に神田、駿河台の通称、ニコライ堂の記事を掲載しました。その中でニコライ堂をロシア正教と書きましたがこれは大変な間違いでした。
皆さまへ心からお詫びの上、訂正させて頂きます。
この間違いをお教え下さったのは11月4日に偶然、ニコライ堂でお会いした聖職者の金田一豊伝教師さまです。以下に、金田師からのメールのコピーを掲載します。
======金田師からのメールのコピー===========
私たちはロシア正教ではないんです。日本正教会です。それは自治独立という立場にあるので、ロシア正教会の傘下ですがロシア正教会という立場ではありません。東京にはロシア正教会の教会が巣鴨(千石)と中目黒にあります。
それから伝道師という言葉は間違いではないんですが、通常正教会では伝教師といいます。まぁ、この辺は言葉の問題なので気にしないでください。
僕の場合はローマカトリックが、正教会が、というよりもハリストスの教えが初代教会のまま残している場に身をおきたかったのです。1000年間は東西(カトリックと正教会)ともに同じ教会だったので、たまたま原典の新約聖書や御み言葉をそのままギリシャ語で理解してるところは?とみたら正教会であったのです。
南から日本へとローマカトリックの教えを伝えたフランシスコザビエルを僕は今も尊敬しています。そして正教会を日本に伝えたニコライのことも同様です。
ただ、ここで問題なのは、聖ニコライがロシア正教を日本に伝えたなら・・・、ということです。
聖ニコライは「私はロシアの正教ではなく、正教を日本に伝えるためにきた」と日記でうたっています。ここが重要なポイントです。
ローマのカトリックというのに対して、ギリシャ(もしくはロシア)の正教という表現になります。これは宗派として後の時代に誕生したものです。しかし原始カトリックと正教はともに初代教会を受け継いでいるのですから、僕はロシア正教会を信じたのではなく、純粋に正教会を受け入れたということになります。
======以下省略=================
最後にもう一度、言いますと、聖ニコライはロシア正教を伝えたのではなく、イエス様の教えた正しいキリスト教ー即ち正教を伝えたのです。この点を私は間違っていたのです。ニコライの事は今後も記事にしますが、この違いを明確に書きます。
間違った記事を掲載しましたことを読者の皆様と日本正教会の方々へ心からお詫び申し上げます。 シルベスター藤山杜人