後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

オバマ大統領のアジア外交政策の演説へ対する皆様から頂いたコメントをアメリカ大使館へ送りました

2009年11月15日 | うんちく・小ネタ

アメリカ大使館、アラムナイ・コーディネーター:クリスタル・プライヤー殿

拝啓、昨日、ご依頼のあったオバマ大統領のアジア政策に関する演説へ対する私自身のコメントをお送りしました。お受け取りになったことと思います。

さて今日は小生のブログの読者の6人の方々から投稿のあったコメントをお送り致します。私のように親米的な立場でない人々の本音のコメントです。

親米的な人々からのコメントだけでは演説に対する間違った評価になると信じています。どうぞ親米的でない平均的な日本人のコメントも翻訳されてワシントンDCへお送り下さいます事を期待致します。

クリスタル様のご健勝とご活躍をお祈りいたしています。

敬具、藤山杜人(1960-62年のフルブライト留学生)

(1)YYさん:ブッシュ大統領以前の大国意識は影を潜めて、是非を認める正しい路線で、来日以前に好感を持たれたオバマさんでした。しかし、銃乱射事件などでのスケジュール変更と短縮もあったので、来日の遅れは誤解を招きました。原爆投下を非と認めたことの証に、広島、長崎で慰霊塔に献花があれば、日本人の心を完全に掴むことができたでしょう。鳩山政権の対米政策が信頼されていないので、今回はそこまで踏み込めなかったのかも知れません。アジア外交の重要性と、力でなく協調路線を明らかにしたことも前進であり、チェンジでありました。

新政権に対する社交辞令とAPECを重視の姿勢だと、歪んだ見方の日本人から批判の声も一部にあります。保守から革新へ変化の日米の両政権です。ともに新しい道を探って行くべきで、早計な結論は慎むべきだと思います。

(2)ZBRさん:演説で述べられている範囲では、確かに藤山氏の感想は的を得たものであるし、その通りだと思う。しかし、もの足らないのは、昨年秋以降の世界同時不況の原因がアメリカにあった事を詫びていない。また多額の公的資金を注入された米国金融機関が、少し良くなるとまたぞろ莫大な報酬を出すといった米国流資本主義の問題への反省の弁が全くないことに失望した。また止むを得ぬとしても、やはり未だに世界を牛耳っているのは米国なのだとの思いが、言葉の裏に隠されている様に思えるのである。またアジアが輸出に依存し過ぎているとしながら、一方で米国の雇用戦略の為には、自国の輸出に重点を置くべきと言うのは、些か虫が良すぎるのではないか?それでも歴代の大統領に比較すれば、数段格上の演説ではなかったかと思った。


今年も公園の巨大な皇帝ダリアが咲きました

2009年11月15日 | インポート

毎年、11月中旬になると小金井公園の皇帝ダリヤが大きな花弁を広げて満開になります。南米原産の豪華な雰囲気を持ったダリアの一群です。背丈が5mくらいで花の直径も25cm位の 南米大陸の原野に咲くダリアの一種です。これが咲くと、ああ、今年の華やかな花々も全て終ったと、しばし過ぎ去った花々を思い出します。四季折々に見た花々の残影が走馬灯のように脳裏に回ります。

地球の裏側から遥々日本へやって来て、毎年咲いてくれることに感謝、感動します。写真を3枚お送りします。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。(終り)

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美人になるために毎日新鮮な感動をする、感激する

2009年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム

男性にとって魅力的な女性とは繊細な心を持ち、毎日いろいろなことに感動、感激する人です。見かけが幾ら美しくても鈍感な人は困ります。特に女性は高齢になると若い時の美しさが無くなります。

同じように男性も高齢になりと全てのことに鈍感になり、怠惰になり、毎日ボンヤリ過ごします。これを悠々自適の境地と言いますが、これも困ったものです。

美人とは男女を問わず美しい雰囲気を持ち、人々を何故か惹きつける人と、私は考えます。何か魅力的な男女を美人と言うことにします。そうすると肉体の老化は避けられなくとも精神の老化は防止出来、高齢になっても美しい人を演じることが出来るのです。

このブログのサイドバーに推薦したい他のブログがご紹介してあります。その書き手で女性の方は、ちひろさん、玲さん、mikaさん、Parismidori さんです。それから昨日富良野の美しい写真をお借りした あとみんさんも女性です。皆様のお住まいが何処で、どの様なご家族をお持ちかは大体分かっていますが、年齢だけは全く不詳です。しかし皆様女性としての美の雰囲気を持っていらっしゃいます。

何故でしょうか? 毎日、日常のごく小さなことに新鮮な感動をし、その自分の感動を写真や文章にして掲載しているからです。その若い心、繊細な心の動きが美しさを醸し出しているのです。

それと全く同じように男性も心が鈍感になってしまっては魅力を失います。老化が進行する一方です。そこで私は毎日、感激や感動をするようにしています。心躍る体験をするようにします。

例えば、昨日のオバマ大統領の日本人向けのテレビ演説を聴いて新鮮な感激を覚えました。まずあの厳しい黒人差別をして来たアメリカ人が、よくも黒人を大統領に選んだものだ!と、心躍る思いをしながら演説を聴きました。1960年ー62年の間、オハイオ州に住んでいました私はバスもレストランも黒人の座る席が厳しく別にしてあるのを見て心の凍る思いをしました。そのアメリカの大統領が黒人になったのです。キング牧師の悲しい演説の声を思い出し感動せざるをえませんでした。

オバマさんが日本人の独り独りへ テレビを通うして個人的に話しかけるように語りかけたことに感動しました。直接民主主義の良さを失わないよう努力しているのです。演説は大声で叫ぶことと考え違いをしている日本人の政治家との違いに感動しました。

そしてこのような感想を書いて皆様に読んで頂けるのも感激です。これで私の老化も少し防げます。有難く思います。

今日も皆様が新鮮な感動を経験し、若々しい一日を過ごされますようにお祈り申し上げます。       藤山杜人

Audrey_hepburn_roman_holiday_crop_2 ヘップバーンさんの美しさは、この写真のように若いころだけでは無かったのです。一生の間、特に高齢にになって天に帰るまで、アフリカの貧しい子供たちを献身的に支援し続けたのです。

その頃の写真は崇高な美しさに輝いています。

彼女のボランティア活動については日本でも多くの本が出版されています。その頃の、「引用しても良い写真」を見つけましたなら後日掲載致します。