後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

明治の面影を偲ぶ旅に出る

2010年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋駅で名鉄、犬山線に乗り換えて30分弱で犬山駅。そこからバスで明治村へ着く予定です。仕事を4年前の70歳で一切止め、遊びながら暇にまかせて日本の歴史や欧米の近代史を調べていると日露戦争が意外に大きな影響を与えていることが分かりました。

ロシアの南下と西への進出を恐れたイギリスが日英同盟を結び、日本を支援してくれたことも陰にあって大勝利を収めたのです。日本の勝利が、北欧や東ヨーロッパへのロシアの進出を止めたのです。それは明治維新後始めてのヨーロッパの強国、ロシアとの近代戦でした。

明治時代の政治の悪い点を後から批判することは容易です。しかし当時の日本人は死に物狂いでヨーロッパ文化の導入に努力し、日本の植民地化を防いだのです。そのような明治時代を少しでも客観的に理解しようと明治村を訪問することにしました。

そのホームページにある明治時代の西欧建築の写真を見ました。実物はまだ見ていませんが、明治時代の日本人の文明開化への息苦しくなるほどの緊張と努力が肌に伝わってくるようです。全ての日本人がそれぞれの分野で、息を切らせ、汗と涙を流しながら坂を登っていたのです。坂の上の青い空には白い雲が見えていたのです。そんな雰囲気がHPから転載した下の一群の写真からお感じ頂ければ幸いです。明治時代に関する続きは旅の後で、もう一度書きます。(終り)

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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