後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

雨が降り、止み、そして又降って、次第に秋が深まりますね

2010年10月04日 | 写真

秋雨が冷たく降る季節になりました。そして足早に秋が深まって行きます。何故か淋しさを感じる季節です。そんな季節を感じさせる ちひろさんの写真をお送りいたします。出典は、http://blog.goo.ne.jp/hanafubuki33 です。

41ccdf41c829c22dc4ac422fa94dcbd51

782b4aa14f3dd74046b97de22951c2081

2496cb394bc34f1111a56ef6f2d70a061


カトマンズから見たヒマラヤの夕焼け風景をお楽しみ下さい

2010年10月04日 | 写真

ブログの楽しみ方の一つは外国の風景写真を自分のブログへ掲載する事です。勿論、写真を撮った方の転載許可を丁寧な文章で頂きます。そうするとその方へ友情を感じます。写真を慎重に選び、掲載順序を考えていると撮影者の気持ちがしみじみと分かってきます。

ここにご紹介する3枚のヒマラヤの写真はBYOOLというSNSのマイフレのSiomさんが昨年の晩秋に撮った写真です。カトマンズは政治が悪くて、停電と水不足、そして経済的困難で貧民が溢れています。其処に常駐して、働いているSiomさんがカトマンズの地上の現実に比較して、あまりにも美しいヒマラヤの姿に息を飲んで、見とれている様子が想像出来ます。

カトマンズには今年の5月に肺ガンで急逝した ひかるの さんが住んでいました。現地の人々に交じわり、停電や水不足の苦しい生活について克明な記事を沢山書いていました。そのひかるのさんもきっと喜んでくれると思い、以下に3枚の写真をお送りします。皆様もお楽しみ下さると嬉しく思います。出典は、http://www.byool.com/sns/menu/Relation?s_0_0_0_0_args1=211802610567010264 です。

0870125726897379604641 0407125828130512508561 0481125828130517609041


静かになった今こそ尖閣諸島を完全領有する外交戦略の推進を!

2010年10月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Senkakuuotsuri1 Images11_2

(上の尖閣諸島の写真の出典は、http://www.google.co.jp/imglanding?q=%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6&imgurl=http://img02.ti-da.net/usr/toruodo/img105.jpg&imgrefurl=http://toruodo.ti-da.net/e808643.html&usg= です。)

今回の尖閣諸島の騒動中に私は日本領という証拠が薄弱であるという意見を書きました。それに対してBYOOLというSNSで以下のようなコメントを頂きました。

=====Whoten2さんからのコメント=========
瞬間湯沸し器のように、カッカとしている人が多い中で、冷静な論議を展開していただき感服しています。個別の論点について異論はあるものの、とにかく冷静になって考えるべきと言う提案には大賛成です。
中国は今や世界最大の海軍力を保有しているらしいので、制海権を拡大したいという軍部の要求を無視できないのでしょう。とは言え、周辺海域のほとんどすべての係争地域に対して領有権を主張しているのは、余りにごり押しが過ぎるとも思えます。
中国との領土問題についての対応は容易ではないのですが、だからと言ってカッカとする必要はないはずです。妥当な方向は、他の東南アジア諸国と協議して、中国のごり押しを抑えることではないでしょうか?
しかし、「利敵行為、勘ぐれば工作員」という非難には笑ってしまいますね。そのうち「非国民」と呼ばれるかもしれないので、ご準備を。。。。

==============================

Whoten2さんからのコメントに勇気ずけられて、この問題を中国のグローバルは勢力拡大政策の一環として考えて見ました。そうすると日本が今後根気よく国際社会で展開するべき外交戦略の方向が具体的に分かります。

(1)中国は経済力に自信をつけ、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ連合組織(EU)に対抗する第四の世界帝国になるための長期戦略を実施中です。例えば最近、EUの弱味になっている財政破たん国のギリシャの国債を多量に買い、EUを助けています。助ければそれだけEUへの影響力を増大します。日本はEU諸国へ尖閣諸島の領有を宣伝し、支持を得る外交を推進すべきです。

(2)中国のお金をアメリカドルへの交換の為替レートを切り上げる政策を中国が取りません。ますます中国が経済力を増大し、軍備強化が出来るので、中国はアメリカの要求を無視しています。アメリカは最近中国へ制裁を与える法律を議会へ提出して可決しようとしています。日本もアメリカの政策を、間接的に支援することを実施すべきです。(直接的にやり過ぎると問題が起きます)

(3)中国の東シナ海、南シナ海の島々の領有権で紛争に巻き込まれている国々は日本、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、そしてベトナムです。日本は日米安保にばかり頼ろうとしていますが、これら全ての国々と中国の領有権主張へ対抗する外交的な連合戦線を構築すべきと思います。

(4)上の政策を実施しながら尖閣諸島の実効支配を静かに進めます。東シナ海の全ての国の船舶が安全に航海出来る様に灯台や無線施設を建設し、その保守管理のための職員を派遣し、常駐させます。

(5)中国と海上石油掘削の件で取引を進め、最終的には尖閣諸島が日本領であると認める条約を交換する。

以上の(1)から(5)までは何年かかっても根気良く継続実施する必要があります。

日本の新聞をみると感情的になりすぎて中国を直接非難しています。その間に中国の温首相がギリシャを訪問してギリシャの国債を多量に買い入れる契約にサインしています。UNへ中国を売り込んでいます。そして一方では温首相がアメリカの中国制裁に関してアメリカを強く非難して、中国元の切り上げを延期しています。

日本の外交戦略にグローバルな政策が欠如しています。今回のことで日本の外交力の貧弱さが浮き彫りになりました。強い日本にするために世界的な外交戦略の重要性に国民が目覚めることを祈っています。皆様は上の私見へ対してどのようにお考えでしょうか?コメントを頂ければ嬉しく思います。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人