中国の共産党は、その独裁が国民に永久に支持されるように言論統制をしているのです。従って、学校での歴史教育の内容も以下のように徹底しています。
(1)日本や欧米の植民主義支配を中国から追い出したのは中国共産党です。
(2)特に日本軍の残虐行為を大げさに教え、それを駆逐したのは共産党軍です。
(3)第二次世界大戦で日本が負けたのは中国共産軍に屈服したのです。アメリカ軍は関係ありません。
(4)中国共産党は日本の対華21ケ条に反対する五四運動によって生まれた政党です。
以上のような教え方です。従って経済格差と就職出来ない不満の鬱積した内陸地域の大学生が何かというと「反日デモ」を繰り広げるのです。
従って共産党独裁が続くかぎり上記の教育方針は絶対に変えようがないのです。この実態を日本人は冷静に理解しなければなりません。
ご参考までに以下に、昭和12年、南京陥落直後の破壊された市街地を行く、日本軍の戦車の写真をお送りいたします。
出典は、http://www.history.gr.jp/~nanking/dec19_01.html です。
そしてニューヨークタイムズ紙の中国の歴史教育のひどさを報じた記事に関連した報道を添付いたします。驚かないでお読み下さい。
========ニューヨーク・タイムズ(2004.12.07 )===========
ニューヨーク・タイムズ六日付は上海発で、中国の教科書について「歴史をゆがめ、政治の必要に応じて、修正されている」とする報道を掲載した。同報道は中国では歴史自体が政治の材料にされているとして、とくに日本に関しては「日本をたたくことが(中国の)国民的娯楽」と伝えた。
同報道は「中国の教科書は歴史を曲げ、省く」という見出しの記事で、ニューヨーク・タイムズ記者が上海で中国人の教育関係者多数から取材した結果だとしている。
同報道は「中国では日本をたたくことが国民的な娯楽で、日本に対し正しい歴史を教えないと文句を言うが、中国の歴史教科書こそ近年の歴史をきわめて選別的に教えゆがんだ見解を提供している」と述べている。
ゆがみの実例として以下のことをあげている。
(1)中国軍はチベットやベトナムに侵攻したのに自衛以外の戦争はしたことがない、と教
えている。
(2)第二次大戦で日本は米国ではなく中国共産党軍により敗北させられた、と教えている。
(3)一九五〇年代に毛沢東主席が断行した「大躍進」の政策失敗で三千万人も餓死した事
実は教えない。
(4)朝鮮戦争は米国と韓国が北朝鮮を侵略したことで始まった、と教える。
同報道はまた上海の中国人教育関係者らの談話として「中国では歴史は政治の道具として使われる」「天安門事件も騒乱分子が国家基盤を危うくした犯罪行為だとされる」「近年の歴史になるほど、共産党への配慮からあいまいにしか教えられなくなる」という言葉を紹介している。========終り===========