後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

人々へ感謝しつつ死んで行く(5)忘れ得ぬヨットの場面と深い感謝

2010年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム
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戦争中、海洋少年団というものに入っていたことを50歳のとき卒然と思い出しました。海に乗り出す見果てぬ夢を実行しようとヨットを始めました。
江の島のセイリングスクールや葉山マリーナのスポーツクラブで小型ヨットの基本を習い、琵琶湖へ中古ヨットを買いに行きました。ヤマハ19の中古を陸送してもらい霞が浦で10年乗りました。その後現在のジョイラック26に12年乗っています。
その間色々な人々に本当に親身のお世話になりました。その上、ヨットのお陰で出来た友人に色々な所でのセイリングへ招待して貰いました。淡路島や会津の猪苗代湖や東京湾、相模湾、駿河湾、そしてアメリカのチェサペックベイでセイリングへ招待して貰いました。一緒にセイリングをした人々は忘れ得ぬ存在です。その時の顔や操船の動作を鮮明に覚えています。
ヨット仲間はネットを通しても出来ました。例えばHootaさんには長い間お世話になりました。その縁で知り合ったYさんとTさんとは現在も一緒にヨットに乗っています。
上に示した写真のように、私の人生もそろそろ幕を引く時が近づいてきました。
そこで、ヨットのお陰でお世話になり、楽しい思いをさせてくれた皆様へ深く、深く感謝しつつ、満足感につつまれながら旅立って行きたいと思います。
そのような考えで、今日は大学時代の友人たちへ下の様なメールを送り、このヨットの会にも幕を引きました。湖上の激しいセイリングも楽しかったのですが、その後で、キャビンの中でHさん持参のシャンパンを飲んだことも忘れ得ない楽しみでした。
======霞ヶ浦でのヨットの会の終了のお知らせ=======
皆様
拝啓、秋の長雨が続き、冬のように寒い日々ですがお元気でしょうか?
昨日だけ幸運にも晴天になり、恒例のヨット遊びの様子は、ブログへ掲載して置きました。
静かに滑り出し、身を躍らせて走り、また静かに帰港するヨットの写真 をクリックすると記事が出てきます。今日もセイリングの予定でしたが朝から雨になったので中止して帰って来ました。
このヨットの会も2007年秋から4回開催しました。ご参加して下さいました方々へ深く感謝いたしております。
悲しいことですが、私の体力も減少して来たので、ヨットの会は今回の第4回で一応終了と致します。
思い返すと、4年程前にKさんをヨットにお誘いしたのがこの湖上クラス会の始まりでした。Kさんは、躊躇する私を励ましてくれて、皆に声をかけて毎年、湖上クラス会をすることを提案してくれました。お陰さまで4回にわたって皆様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。
茫々、52年前に仙台の大学で別れて以来、本当に久しぶりに一緒にセイリングし、船の中で飲み会を楽しむことが出来たことに深い、深い感謝を覚えます。皆様有難う御座いました。
簡単な感謝の辞ですが、メールにて皆様へお送りいたします。
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上のような感謝の手紙は一つの例です。心の中で、沢山、沢山書いています。感謝しています。そしてこの記事を読んで下さった方々へも深く感謝しています。(終り)

静かに滑り出し、身を躍らせて走り、また静かに帰港するヨットの写真

2010年10月28日 | 写真

昨日は久しぶりの晴天になりました。福島から来た昔の大学の同級生のHさんと、ネットのお陰で知り合ったTさんと3人でセイリングして来ました。始めは風が穏やかでしたが、沖では物凄くなり、船が身を躍らせて走りまわりました。帰港のころは又静かになり夕日を楽しみながら帰ってきました。ホテルに一泊し今朝も3人でセイリングへ出ようとしたとき突然雨が降ってきました。船は出さないでセールにカバーをかけて帰って来ました。昨夜は3人で居酒屋へ行きました。毎度同じような写真で恐縮ですが、3枚お送り致します。

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木島平村の感動的な自然の景観を生かした地元振興

2010年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

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木島平村は長野県の北の方にある小さな村です。山々に囲まれた平らな盆地に稲田が広がった普通の農村です。しかし、その東の方の山地には木島平公園やカヤの平高原があり美しい景観があります。

人口50000人程のこの村がこの自然の景観を生かして数々の地域振興政策を実行してきました。

この左の写真は、今回の旅で泊まったホテル・シェーネスベルクです。村が独自で「木島平スキー場」を開発して、このホテルの作ったのです。ホテルの部屋は広くて快適です。料理に誠意がこもっていて美味です。従業員は一所懸命にサービスしています。感じの良いホテルだったので聞きましたところ木島平村が作ったそうです。Maguse_onsen_0011

左の馬曲温泉も1982年に木島平村が掘削した温泉です。眺めが良いことで温泉通の間では憧れの野天風呂だそうです。今回の旅ではホテルが送迎の車を出したのですが、雨の夜でしたので割愛しました。

平成の大合併の折に、隣接する飯山市などと合併する計画も検討されたのですが木島平村が観光開発した木島平スキー場とシェーネスベルクというホテルや馬曲温泉を守るために合併を見送ったそうです。その上、カヤの平高原の見事なブナ林、ダケカンバ林、白樺林、湿原と大きな池を保存しているのです。

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左の写真が標高1450mのカヤの平高原総合案内所です。訪れるとブナ林や湿原の歩き方を教えてくれます。地図のあります。車で行って車中泊も自由です。この総合案内所のそばには洒落たペンション風の宿泊棟もあります。

前の記事で紹介しました池田敦夫さんがこの総合案内所の所長として訪れる人々のお世話をしています。090-8025-4288へ電話をして、いろいろ教わってからお出掛けになると良いと思います。

以上は今回行った所ですが、木島平村が作ったもっと多くの施設があります。木島平村の公式HPを見ると詳細が出ています。最後にカヤの平高原のダケカンバ林と白樺林の写真を示します。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人