今年の3月の大震災と原発事故の被害者の方々が一日も早くもとの生活が取り戻せるようにお祈り申し上げます。犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りしています。
そして、皆様にはこのブログをお読み頂きまして本当に有難う御座いました。
年末にあたり心から感謝申し上げました。
今年を振り返ってみるとこの一年は、このブログにとっても激動の一年でした。いろいろ間違ったことや考えの浅いことも書きましたが、読者の温かいコメントと支持に勇気づけられて無事今年も終りに近づきました。
今回の大地震と大津波は私の故郷の仙台市も大きな被害を受けました。
仙台には弟が二人住んで、その家族たちが石巻市や多賀城市で働いています。幸い無事でしたが、仙台の被害はマスコミで見るよりも深刻でした。
24歳で仙台を離れるまでよく遊びに行った松島や石巻や七ヶ浜、野蒜海岸、宮戸島などなどの思い出深い町々が津波ですっかりガレキの原になってしまったのです。
心の中の故郷が完全に壊滅してしまったのです。
衝撃を受けました。そして沢山の記事を書いたのです。毎日書きました。
下にこのブログに3月、4月そして12月に掲載した大震災関連の記事を示します。
私自身は直接の被害がありませんでしたが、気持ちが動転しました。落ち込みました。以下の記事の題目を順に見て行くと私自身の気持ちの変化が分かります。
動転。悲嘆。落ち込み。少し落ち着く。ボランティアの活躍で元気になる。数々の美談を読んで更に勇気づく。戦後の復興を思いい出す。復興への情熱を感じる。
そして12月に至って、この運命を静かに受け入れる。このように私の気持ちが少しずつ元気になって来た様子が分かりました。
文章とは書き手の気持ちを写す鏡のようなものだと思います。
そのような心の動揺や変化に対して多くの心暖まるコメントを頂きました。勇気づけられるコメントを沢山頂きました。そのようなコメントでどんなに元気がでたことでしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。
年末にあたり深く感謝しています。有難う御座いました。
年末にあたり来年は自然災害の起きない年になるように心からお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
下に津波で一切流された土地に例年のように静かに桜が咲いた写真と記事を再掲載いたします。4月中旬、東北にも遅い春がやって来た様子です。まだ寒そうな陽射しです。
===3月11日から31日までに掲載した大震災関連の記事====
現在、テレビでは大津波が船や車や家を陸上の街や農地へ押し寄せている映像を流しています
桜は大和民族の心です。皆が大津波の被災地に桜が咲くことを祈っています。そして被災地の人々の心の中にポッと小さな灯が燃え始めるように祈っています。
そう祈りながら、「被災地の桜」という言葉で検索して見ました。沢山写真が有りました。日本中の人々が被災地にも桜が咲くようにと祈っていたのです。
沢山ありましたが「時事ドットコム」(http://www.jiji.com/jc/d4?p=chr100&d=d4_quake )から三陸地方の写真と、被災地ではなかったが観光客の激減した福島市の花見山の桜の写真をお借りしてました。
「春 望」
国破山河在 国破れて山河在り
城春草木深 城春にして草木深し
感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺ぎ
恨別鳥驚心 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
今日は被災地の多くの人々が桜の花で少しでも勇気づけられますようにお祈り申し上げます。藤山杜人
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