後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

下仁田町から佐久市へ抜けるコソモス街道の写真

2014年09月25日 | 写真

下仁田町から佐久市へ抜けるコソモス街道の写真をお送りいたします。

私的なことで恐縮ですが、家内は終戦前後に群馬県の山里の下仁田町に疎開していました。そこの小学校で同級生だった横山美知彦さんがときどき山里に暮らす四季折々の随筆や写真を送って下さいます。
昨日は下仁田町から佐久市へ抜けるコスモス街道の写真をお送り頂きました。
四番目の写真は佐久平に抜けた所の田圃の風景です。後の山は浅間山です。
稲がハザ架けしてある風景をご覧下さい。



ブログの世界は自由で平等、しかし自由と平等が生む貧困層の増加

2014年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム
ブログの世界は本当に自由です。毎日つまらないことを書いても誰も非難しません。否定的なコメントも来ません。その上、読んで下さる全ての人々がみんな平等なのだという雰囲気に溢れています。

私はこうして毎日記事を書いていると広々した明るい世界へ入るような気分になります。幸せな気分になるのです。それで毎日役にも立たないことを書きつらねています。

そして独りよがりの写真も沢山掲載しています。
一番目の写真にそんな独りよがりの写真の一例を下に示します。

この写真は下手な写真だと思いますが、私は「花の咲く小道 」を見ると何故かロマンチックな気分になります。これこそ単なる独りよがりです。

それはさておき、「自由と平等と博愛」 はフランス革命の旗印でした。このフランス革命は近代の欧米の民主政治の原点です。
そしてその「自由と平等」にこだわり、それを徹底的に追及したのがアメリカ合衆国です。

アメリカ人へ何が自慢ですか?何を誇りに思っていますか?と聞くと全員が「自由で平等な国を自慢に思います。それを誇りに思っています」と答えます。

そのアメリカは世界一生活レベルが高いと言います。
二番目の写真に一例として下にアメリカ西海岸のあるヨット・ハーバーの写真を示します。

(写真の出典は、 http://www.yunphoto.net/jp/photobase/hr/hr1698.html です。)
如何にも金持ちらしい人々のヨットやモーターボートが静かに舫ってあります。
しかし最近マスコミなどで日本の貧困率がどんどん増加していると報道されています。そこで少し調べてみましたら、下の写真に示したように貧困率はアメリカが世界で二位で、なんと日本が五位なのです。
三番目の写真がその図面です。

(写真の出典は、http://mnewsplus.blog7.mmm.me/mmmblog-entry-5497.html です。)
この図面は相対的貧困率ですが、それは各国の一人あたりの年収の平均の半分以下の収入で暮らしている人々のパーセントを意味します。

今日は詳しいことは省略しますが日本の貧困率が年々増加しているだけでなく、貧しい子供の数が増加しているのです。

この原因はいろいろですがその一つに小泉首相による規制緩和と経済活動の自由化にあると言われています。
「自由にすれば貧困率が増加する」という社会現象がアメリカや日本などで起きているのです。
社会が完全に自由になり人々が平等になると若い人は官庁や会社のような組織の中では働きたくないのです。上司の職務命令も無視します。当然ながら組織的な経済活動が阻害されます。

そして働きたい個人は猛烈に働きます。働かないで人生を悠々と過ごしたい人は少しの収入で我慢します。ここに貧富の差が生まれるのです。
その上、金持ちの税率を下げ、収入の少ない人々の税率を上げれば益々貧富の差が大きくなります。

以上は雑な議論ですが、アメリカ社会の自由と平等の一面を指摘していると思います。じつは日本の政府も小泉首相の規制緩和と自由化をその後も連綿と実行しているのです。日本も早晩アメリカのようになると思います。

そのアメリカは中東でイスラム国を相手に、また大規模な戦争を始めているのですから不思議です。彼等の考えている自由と平等とは一体何なのでしょうか?
人間は不可思議なものですね。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)