後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

秋の北海道の写真をお楽しみください(続き)

2014年09月29日 | 写真
一番目の写真と説明文の出典は、 http://ganref.jp/m/ari2929/portfolios/photo_detail/e19f8b0cf06d76957bf3dbd598085f6d です。

・・・大雪山高原温泉から。
嘘みたいな色ですが…(^^ゞ、不思議な画像処理は行っておりません。
まだ、実験段階なのですが、 撮影時にわざと露出オーバー気味で撮影し、キヤノンのDPPでピクチャースタイルをクリアに選択。コントラストを下げながら彩度を上げると このような燃える紅葉が再現出来たりもします。
この写真は美瑛町の五稜地区で写したものなんですが、木々の葉も色つき、秋らしい風景となっていました。
またこの場所は十勝岳連峰の麓まで丘の形状が連なって見える絶好のポイントで、
その丘の形状を、望遠レンズで切り取るも良し、広角レンズで遠近感を強調しても良しと、
好みに応じて写真を撮ることができるため、多くのカメラマンが訪れる場所でもあります。

二番目の写真と説明文の出典は、http://blogs.yahoo.co.jp/kenq907/45002139.html です。

・・・今回は、空に浮かぶ(私好みの)形の良い雲を入れたいと思い、広角ぎみで撮影をしました。
このときに心掛けたのが“雲の影”の配置です。
広大な風景を写すとき、その広大さが写真を見るヒトになかなか伝わらないことが多々あります。
そんなとき、雲が作りだす影を構図の中に効率よく写し込むことができれば、
写真を見たヒトは、「おおっ、雲の影が写り込むほど広大な風景なんだ!」と思うワケです。・・・・

三番目の晩秋の美瑛の写真の出るは、 http://tsuiteru-happy-life.seesaa.net/archives/201211-1.html です。



宗教について想う(2)宗教が原因で起きる戦争の防止方法

2014年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム


上の写真は埼玉県にある「彩の森公園」です。静かな平和な雰囲気がみなぎっています。

世界中がいつもこのように平和であれば良いのですが、相も変わらず、いろいろな戦争が起き続けています。特に中東では激しい戦争が続いています。

2000年9月11日のイスラム過激派によるアメリカの国防省や貿易センタービルなどへの同時多発攻撃以来、アフガニスタンやイラクへの米軍の大規模な攻撃が続きました。それを端緒にして世界中でイスラム教徒とキリスト教徒の殺し合いが起きています。

そして相変わらず、ユダヤ教のイスラエルがイスイラム教のパレスチナ自治政府とはてしない殺し合いを続けています。

先週始まったアメリカ・フランス・イギリスなどとアラブ5ケ国の連合軍とイスラム国との激しい戦争は従来のイスラム教徒対キリスト教徒との戦争とは全く違った性格の新しい大戦争です。

しかし宗教の宗派の違いが殺し合いや戦争の原因になっていることは共通しています。実に悲しい事です。

このように悲しい争いを防止するために個人として私たちは何が出来るでしょうか?あまりにも無力で何も出来ないと思いがちです。他人事として冷淡に放っておく人々も多いと思います。

しかし宗教色の弱い日本でも、「宗教の違い」による争いや不毛な論争が時々起きています。愚かな、そして不毛な争いです。

そこでそのような不毛な争いを防ぐ実践的な方法を考えたいと思います。

それは、「無宗教の人々を大切にする事」です。

多くの日本人は自分が無宗教と思っています。

しかし日本には何万というお寺が全国の津々浦々にある佛教国なのです。

その伝統的文化の大部分は、お釈迦様の教えに従って少しずつ出来てきたのです。ですから自分が無宗教と思っても、外国の人々は日本人は皆仏教徒と思っています。それを間違いだとと声高く言いだすのを止める事が一番重要です。

口論を止める事こそ宗教の違いによる争いや戦争の防止方法の第一歩なのです。

無宗教でも仏教徒でも所詮同じ人間で、大した違いはないのです。仏教の細かな教えを解説してくれる和尚さんより無宗教と称している人々の方が人格者であることは珍しい事ではありません。

ですからこそ無宗教とか仏教徒かという違いで口論や争いをする事ほど馬鹿馬鹿しい事はありません。

その争いを防ぐ第一歩は、仏教徒は無宗教の人々を大切にし、尊敬することです。そして無宗教の人々は仏教徒を大切にし、尊敬する事が重要なのです。そうすれば日本から宗教の違いによる争いが完全に無くなるのです。

最後に日本人の宗教的態度が中国人へ大きな衝撃を与えた事件をご紹介したいと思います。

四川大地震の時、日本政府が派遣した救援隊のとった行動です。瓦礫の下から数体の遺体を掘り出して、担架に乗せ、その担架を整然と並べたそうです。その後、日本の救援隊が遺体に向かって整列し、静かに合掌したのです。

この光景を中国のマスコミが報道し、中国全土に日本人への感謝と尊敬が広がったそうです。その光景は中国人に大きな感動を与えたのです。中国には無い宗教的な行為だったので一層感動が大きかったと言います。

同じような事が台湾でも起きました。四川大地震の後、台湾でも激しい地震が起き多数の死者が出ました。その時、日本政府の派遣した救援隊が同じような行動をとったのです。台湾中の人が感動しました。そして任務を終えて台北空港を出発する救援隊を空港の全ての出入検査官が集まって、拍手をして見送ったそうです。

この事は、黄文雄さんが「日本人はなぜ世界中から尊敬され続けているか」という題目の本で書いていまし。

そして、今回の大震災での日本人の立派な秩序ある態度は仏教の優しさと無常感によるものと外国人は見ています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)