後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

政治や経済を考えない平穏な老境の幸せ

2014年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム

日本の政治状況や国際政治の様子をみると心がざわざわします。経済界の熾烈な競争をみると人間の欲望の深さに驚くばかりです。

中東での戦乱は、中世ヨーロッパを荒廃させた30年戦争の混沌ぶりを連想させます。そしてウクライナをめぐっての、ロシアとNATO連合軍の対決が心配です。

しかし私はこのようことは一切忘れて、なるべく平穏な毎日を過ごすようにしています。

花々の写真を撮ったり、昔の楽しい思い出を想い返しながら静かな日々を送るようにしています。そしてかつてのヨットの趣味や山林の中の小屋のことなどを考えています。こうして老境の日々が今日も流れて行くのです。

趣味と言えば、河口湖自動車博物館の自動車館と飛行館を数十年かけて作り上げた77歳の原田信雄さんの趣味重視のような生き方には、いろいろ考えさせられます。

古今東西の自動車を収集し、修理します。日本軍の戦闘機の残骸を買い集め見事に復元しています。膨大な資金と時間をつぎ込んでいます。それは原田さんの人生なのです。そしてそれを私は趣味と考えています。

原田さんは河口湖自動車博物館を8月の一ヶ月だけ公開し、あとの11ケ月は閉館して収集した古い自動車や戦闘機の復元と整備に使っているのです。自分自身の楽しみとして収集と復元作業をしているのです。せっかく美しく復元したので毎年8月だけ一般公開しているのだろうと想像しています。

見に行くと復元の素晴らしさに感動します。そして昔、乗ったマツダ・クーペ360の前に佇んで、しばらく新婚時代のことや小さかった子供の姿を思い出すのです。

それは1962年から数年間の思い出の車でした。

ご高齢の方々も懐かしいと思いますので、下にマツダ・クーペ360とスバル360とダイハツ・ミゼットの写真をお送りいたします。先日、河口湖自動車博物館で撮った写真です。

こんなにも小さなスバルやマツダ・クーペに大人が4人も乗ったのですから驚きです。そして昔の街を走り回っていた様子を思い返すと日本が豊かになったことが実感出来ます。そして幸せな気分になるのです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

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マツダ・クーペの詳細は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBR360%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9A にあります。

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スバル360の詳細は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB360 にあります。

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ダイハツ・ミゼットの詳細は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88 にあります。なお右はダットサン、1000CCです。