高齢になると、親しかった人々が次第に旅立っていって淋しい気持ちになります。それだけに自分に残された日々が貴重に思えます。その日々を平穏に幸福に暮らしていきたいと強く想います。
ところが最近、隣国がいろいろと嫌がらせをするので心が落ち着きません。怒りを感じます。心に黒い憎しみが湧いて来ます。
このような状態では毎日を平穏な気持ちで過ごせません。幸せな日々が送れるはずがありません。
そこで私はこの暗い怨念を一瞬に解消する方法を実行しています。
その方法はいろいろな外国に住んいる普通の人々の日常生活を考えるのです。親子4人くらいで、つつましく堅実に暮らしている人々のことを考えるのです。世界中どんな国々でもそのような人々が大多数なのです。
日本人へ執念深く嫌がらせをする隣国にもこのような真面目で普通な人々が沢山棲んでいるのです。いや国民の大部分はこのような健全な人々なのです。嫌がらせをする人はほんの一部です。その一部の人は敬遠して忘れることにしています。そうすると心が平穏になり毎日が幸せになります。
それでは、いろいろな外国に住んいる普通の人々の生活ぶりを見てみましょう。
少し古い写真ですが、1990年にいろいろな国々の普通の人の家庭が、持っているものをすべて自分の家の前に出した光景の写真があります。
「申し訳ありませんが家の中の物をすべて家の前に出して写真を撮らせてください」とお願いして写真を撮ったのです。
それは 1990年代初頭に国連と世界銀行の後援を受けて実施された、世界各国の平均的な家族の持ち物と暮らしをレポートするというプロジェクトでした。
詳しくは、http://matome.naver.jp/odai/2131657003322749001 をご覧下さい。
下にそのプロジェクトで撮った写真を数枚だけ掲載いたします。
東京都小平市に住むUkitaさん一家です。
幼稚園児と9歳の二人姉妹と両親の4人家族。後ろの一戸建ての家の大きさに対してとても物が多い印象です。将来の夢はもっと収納スペースのある大きな家に住みたいとのことです。
中國です。ボートに乗った9人家族のWuさん一家です。
1番大切なものは、ボートの真ん中に乗せたテレビとのことでした。写真には写っていませんが3匹の豚を飼っているそうです。中国の田舎はのどかですね。
モンゴルです。伝統的な移動式家屋「ゲル」で暮らすモンゴルの一家の写真です。
家族は8人と多く、家畜とともに生活しています。電化製品はテレビくらいしかありませんが、家具などは一通りそろっています。
北国のアイスランドの港町に住む一家です。
敷地は広く、アイスランドホースを2頭所有しています。どこか牧歌的な雰囲気があります。馬を飼って楽器を弾いているのが幸せそうですね。
アメリカのヒューストンの郊外に住む4人家族のSkeen一家です。
母親が自慢そうに持っているのはイラスト付きの聖書です。木製の家具が多く、電化製品は日本と同様に一式が揃っています。
このような家族とその持ち物の写真をしみじみと眺めていると 何故か穏やかな気持ちになります。国と国との間の感情的な対立などすっかり忘れてしまいます。
そうすると私の心が平穏になり毎日が幸せになります。私が外国に対して怒りを感じたら直ぐに上のような写真を考えます。
これらの写真の存在を見つける前には自分が外国で見た同じような光景をすぐに思い出していました。それは心に焼付いている映像です。その映像と同じよう写真がインターネットに出ているので吃驚しました。嬉しいです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
=付録です:ついでに、http://matome.naver.jp/odai/2131638883819736101 をご覧になると面白いです。